調査データ市場動向

2010 年 10月首都圏の新築戸建・中古マンションの価格動向

新築戸建の成約価格、前年同月比 26 か月ぶりに上昇。
23 区、神奈川県などで高額物件が堅調。

不動産総合情報サービスのアットホーム株式会社 (本社:東京都大田区、社長:松村文衞) の全国不動産情報ネットワークにおける、平成 22 年 10 月期の新築戸建・中古マンションの登録価格および成約価格についてお知らせします。

■東京 23 区では 5,000 万円以上の物件の割合が上昇。

10 月の首都圏の新築戸建の平均成約価格は、前年同月比 0.6%上昇し 26 か月連続ぶりにプラスとなりました。東京 23 区では 5,000 万円以上の物件の割合が、また神奈川県でも 4,000 万円台の物件の割合が上昇するなど、高額物件が比較的堅調でした。なお、前月比は 2.8%上昇し 2 か月連続のプラスとなっています。

■中古マンション成約価格は同 10 か月連続上昇、前月比は 2 か月連続の下落。

中古マンションの 1 戸あたり平均成約価格は、前年同月比 7.8%上昇し 10 か月連続のプラスとなりました。一方、前月比は、価格の高い東京 23 区で 10%近く下落したことが響き、2 か月連続のマイナスとなりました。また、成約物件の平均価格は 7 か月連続で登録物件の平均を下回っています。

新築戸建、中古マンション平均成約価格
※本資料の掲載データは、当社ネットワーク流通物件のうち、不動産会社間情報として図面(ファクトシート)で登録された物件をベースとしたものであり、インターネット(ATBB)登録物件は含まれておりません。
※10月期の調査対象物件数は、新築戸建=登録6,273件、成約1,606件、中古マンション=登録1,437件、成約473件