調査データ市場動向

2012 年 12月首都圏の新築戸建・中古マンションの価格動向

新築戸建の成約価格、前年同月比 4 か月連続下落。
東京 23 区は同 3 か月連続の上昇。

不動産情報サービスのアットホーム株式会社 (本社:東京都大田区、社長:松村文衞) の全国不動産情報ネットワークにおける、2012 年 12 月期の新築戸建・中古マンションの登録価格および成約価格についてお知らせします。

■東京都下は、同 8 か月連続の下落。

12 月の首都圏の新築戸建平均成約価格は、1 戸あたり 3,259 万円で、前年同月比 0.7%下落し 4 か月連続のマイナスとなりました。これは、税制改正前の様子見もあり、高額エリアの成約が減少したことが影響しているものと思われます。平均価格の下落は都下が同 8 か月、神奈川県・埼玉県が同 2 か月連続。一方、東京 23 区では、5,000 万円以上の物件の成約が引続き好調で同 3 か月連続のプラスとなっています。

■中古マンション成約価格は前年同月比 2 か月連続のマイナス。

中古マンションの 1 戸あたり平均成約価格は 2,034 万円で、前年同月比 7.0%下落し、2 か月連続のマイナスとなりました。東京 23 区・東京都下・神奈川県で平均価格が大きく下落したことによるものですが、前月比については 23 区・都下が上昇したため、0.6%とわずかながら上昇に転じています。

新築戸建、中古マンション平均成約価格
※本資料の掲載データは、当社ネットワーク流通物件のうち、不動産会社間情報として図面(ファクトシート)で登録された物件をベースとしたものであり、インターネット(ATBB)登録物件は含まれておりません。
※12月期の調査対象物件数は、新築戸建=登録7,019件、成約1,451件、中古マンション=登録927件、成約317件