調査データ市場動向

2013 年 1 年間の首都圏の新築戸建・中古マンションの価格動向

新築戸建の成約価格、再び上昇。
全エリアでの上昇は 07 年以来 6 年ぶり。

不動産情報サービスのアットホーム株式会社 (本社:東京都大田区、社長:松村文衞) の全国不動産情報ネットワークにおける、2013 年 1 年間の新築戸建・中古マンションの登録価格および成約価格についてお知らせします。

■神奈川県は 3 年連続上昇、埼玉県は 6 年ぶりに上昇。

2013 年 1 年間の首都圏の新築戸建平均成約価格は、1 戸あたり 3,250 万円で、前年比 1.8%上昇し、再びプラスとなりました。これをエリア別に見ますと、神奈川県が 3 年連続で上昇、埼玉県は 2007 年以来 6 年ぶりに上昇し、全エリアでの上昇も6年ぶりとなっています。また、東京23区では高価格帯の物件の成約が堅調で、5 千万円以上の物件の割合が 4 年ぶりに 25%を超えました。

■中古マンションの 1 戸あたり成約価格は 2 年連続の下落。

首都圏の中古マンションの 1 戸あたり平均成約価格は 2,079 万円で、前年比 1.0%下落し、2 年連続のマイナスに。特に東京都下の下落率が大きく、価格は 2 千万円を割り込んでいます。一方、東京 23 区では、投資向き低価格物件に動きがあったものの、4 千万円以上の物件も増加(5 ページご参照)、唯一の上昇となりました。

新築戸建・中古マンションの成約価格および前年比

※本資料の掲載データは、当社ネットワーク流通物件のうち、不動産会社間情報として図面(ファクトシート)で登録された物件をベースとしたものであり、インターネット(ATBB)登録物件は含まれておりません。
※2013年1年間の調査対象物件数:新築戸建=登録106,804件、成約20,467件、中古マンション=登録14,509件、成約4,595件