調査データ市場動向

2013 年 7月首都圏の新築戸建・中古マンションの価格動向

新築戸建の成約価格、前年同月比 5 か月連続上昇。
埼玉県が同 5 か月連続、神奈川県は同再び上昇。

不動産情報サービスのアットホーム株式会社 (本社:東京都大田区、社長:松村文衞) の全国不動産情報ネットワークにおける、2013 年 7 月期の新築戸建・中古マンションの登録価格および成約価格についてお知らせします。

■東京 23 区は同 6 か月ぶり、都下は同 5 か月ぶりに下落。

7 月の首都圏の新築戸建平均成約価格は、1 戸あたり 3,260 万円で、前年同月比 2.0%上昇し 5 か月連続のプラスとなりました。これは、成約数トップの神奈川県が同再び上昇に転じ、2 位の埼玉県も上昇したこと等によるもので、埼玉県は同 5 か月連続の上昇となっています。一方、東京 23 区と都下では高価格帯の物件の成約がふるわず、23 区では同 6 か月ぶり、都下では同 5 か月ぶりに下落に転じました。

■中古マンション成約価格は前年同月比 2 か月連続のマイナス。

中古マンションの 1 戸あたり平均成約価格は 2,030 万円で、前年同月比 3.3%下落し、2 か月連続のマイナスとなりました。価格の高い東京 23 区で同 3 か月ぶりに下落に転じたほか、一部エリアを除き 2,000 万円以上の物件の割合が低下しており、ユーザーニーズが低額物件にシフトしている様子がうかがえます。

新築戸建、中古マンション平均成約価格
※本資料の掲載データは、当社ネットワーク流通物件のうち、不動産会社間情報として図面(ファクトシート)で登録された物件をベースとしたものであり、インターネット(ATBB)登録物件は含まれておりません。
※7月期の調査対象物件数は、新築戸建=登録9,153件、成約1,708件、中古マンション=登録1,208件、成約385件