調査データ市場動向

2013 年 12月首都圏の新築戸建・中古マンションの価格動向

新築戸建の成約価格、前年同月比 10 か月ぶりに下落。
前月比は 2 か月連続で下落。

不動産情報サービスのアットホーム株式会社 (本社:東京都大田区、社長:松村文衞) の全国不動産情報ネットワークにおける、2013 年 12 月期の新築戸建・中古マンションの登録価格および成約価格についてお知らせします。

■東京 23 区は同 3 か月ぶり下落。埼玉県は同 10 か月連続上昇。

12 月の首都圏の新築戸建平均成約価格は、1 戸あたり 3,244 万円で、前年同月比 0.5%下落し 10 か月ぶりにマイナスとなりました。上昇基調にあった東京 23 区では、5,000 万円以上の物件の割合こそ 3 か月連続で 3割を超えたものの、前年同月比が 3 か月ぶり、前月比は 5 か月ぶりに下落。首都圏平均の前月比は 2 か月連続で下落しました。一方、埼玉県では前年同月比 10 か月連続、千葉県は同 8 か月連続で上昇しています。

■中古マンション成約価格は前年同月比 3 か月連続のプラス

中古マンションの 1 戸あたり平均成約価格は 2,056 万円で、前年同月比 1.1%上昇し、3 か月連続のプラスとなりました。11 月に大幅上昇となった東京 23 区では、同 3 か月ぶりに下落に転じましたが、これは投資向き物件への需要が伸び、1,000 万円未満の物件の割合が増加したことによるものです。

新築戸建、中古マンション平均成約価格
※本資料の掲載データは、当社ネットワーク流通物件のうち、不動産会社間情報として図面(ファクトシート)で登録された物件をベースとしたものであり、インターネット(ATBB)登録物件は含まれておりません。
※12月期の調査対象物件数は、新築戸建=登録8,875件、成約1,373件、中古マンション=登録891件、成約310件