調査データ市場動向

2016 年 1月首都圏の新築戸建・中古マンションの価格動向

新築戸建の成約価格、前年同月比 3 か月連続上昇。
東京 23 区が 7.8%の大幅上昇。

不動産情報サービスのアットホーム株式会社 (本社:東京都大田区、社長:松村文衞) の全国不動産情報ネットワークにおける、2016 年 1 月期の新築戸建・中古マンションの登録価格および成約価格についてお知らせします。

■千葉県が同 9 か月、神奈川県が同 7 か月連続上昇も前月比はともに下落。

1 月の首都圏の新築戸建平均成約価格は 1 戸あたり 3,359 万円で、前年同月比 2.3%上昇し 3 か月連続のプラスとなりました。東京 23 区が 7.8%の大幅上昇となったこと等が要因です。また、千葉県は同 9 か月連続、神奈川県は同 7 か月連続で上昇しています。ただし前月比は、23 区を除く 4 エリアで下落となり、首都圏平均では微増(1 万円)にとどまりました。

■中古マンション成約価格は前年同月比 3 か月ぶりにプラス。

中古マンションの 1 戸あたり平均成約価格は 2,401 万円と 5 か月ぶりに 2,400 万円台を回復、前年同月比は1.0%上昇し 3 か月ぶりにプラスとなりました。これは、東京 23 区で 4,000 万円以上の物件の成約が堅調だったこと等によるものですが、登録価格と成約価格の乖離は大きく、需給のズレが続いています。

新築戸建、中古マンション平均成約価格
※本資料の掲載データは、当社ネットワーク流通物件のうち、不動産会社間情報として図面(ファクトシート)で登録された物件をベースとしていますが、成約データにはATBB(インターネット)の成約物件の一部が含まれております。
※1月期の調査対象物件数は、新築戸建=登録10,049件、成約1,534件、中古マンション=登録1,172件、成約460件