調査データ市場動向

2020年7月 首都圏における「新築戸建」の価格動向

◆ 首都圏の新築戸建の平均価格は 3,923 万円で、前月比+0.6%と上昇。
◆ 東京都下、さいたま市以外の 6 エリアで前月を上回る。
◆ 千葉県他は前月比+1.5%、前年同月比+4.6%と大きく上昇。

新築戸建 首都圏 8 エリアにおける価格・建物面積・土地面積

<調査概要>

不動産情報サービスのアットホーム株式会社(本社:東京都大田区 代表取締役社長:鶴森康史)の不動産情報ネットワークで消費者向けに登録・公開された新築戸建の価格動向について、アットホームラボ株式会社(東京都千代田区 代表取締役:庄司利浩)に調査・分析を委託し、アットホームが公表するものです。

◆対象エリア

東京都(23 区/都下)、神奈川県(横浜市・川崎市/他)、埼玉県(さいたま市/他)、千葉県(西部※/他)
※千葉県西部:柏市、松戸市、流山市、我孫子市、市川市、浦安市、習志野市、船橋市

◆対象データ

不動産情報サイト アットホームで消費者向けに登録・公開された新築戸建(所有権のみ・重複物件はユニーク化)

◆定義

本調査では、上記対象データの「1 戸あたりの登録価格(売り希望価格)」を「価格」と表記しています。

首都圏 8 エリアの平均価格(前年同月比・指数の推移)

首都圏の平均価格で前年同月比上昇となったのは、埼玉県他、千葉県西部、千葉県他の 3 エリア。最も上昇率が大きかったのは千葉県他の同+4.6%。(図表 1)
2017 年 1 月の価格を 100 とした平均価格指数の推移を見てみると、東京都と神奈川県は上昇下落を繰り返しながら 100 前後にとどまっているのに対し、埼玉県と千葉県ではいずれも 103 以上となっている。(図表 2)

<図表 1> 首都圏 8 エリアの平均価格(前年同月比)
<図表 2> 首都圏 8 エリア 平均価格指数の推移(2017 年 1 月=100)