調査データ市場動向

2022年1月 首都圏における「新築戸建」の価格動向

◆首都圏の新築戸建の平均価格は4,167万円で、前月比-0.1%とわずかに下落。
◆全8エリアにおいて3カ月連続で前年同月を上回り、上昇基調が継続。
◆東京23区、神奈川県(横浜市・川崎市/他)、さいたま市、千葉県(西部/他)の6エリアで2017年1月以降最高額を更新。

新築戸建 首都圏8エリアにおける価格・建物面積・土地面積

<調査概要>

不動産情報サービスのアットホーム株式会社(本社:東京都大田区 代表取締役社長:鶴森康史)の不動産情報ネットワークで消費者向けに登録・公開された新築戸建の価格動向について、アットホームラボ株式会社(東京都千代田区 代表取締役:庄司利浩)に調査・分析を委託し、アットホームが公表するものです。

◆対象エリア

東京都(23区/都下)、神奈川県(横浜市・川崎市/他)、埼玉県(さいたま市/他)、千葉県(西部※/他)
※千葉県西部:柏市、松戸市、流山市、我孫子市、市川市、浦安市、習志野市、船橋市

◆対象データ

不動産情報サイト アットホームで消費者向けに登録・公開された新築戸建(所有権のみ・重複物件はユニーク化)
※2022年分より対象データ抽出方法を変更したため、過去の数値が異なる場合があります。

◆定義

本調査では、上記対象データの「1戸あたりの登録価格(売り希望価格)」を「価格」と表記しています。

首都圏8エリアの平均価格(前年同月比・指数の推移)

首都圏8エリアの平均価格は、全エリアで前年同月比が+5%以上と大幅上昇が続く。また、全エリアで前年同月を上回るのは3カ月連続となった。
平均価格指数は、前年差がいずれも10以上となるなど中心4エリアの上昇が目立つ。中でもさいたま市・千葉県西部の指数は120を超えた。
なお、東京23区、神奈川県(横浜市・川崎市/他)、さいたま市、千葉県(西部/他)の6エリアが2017年1月以降最高額を更新し、千葉県他は初の3,000万円台となった。

<図表1>首都圏8エリアの平均価格(前年同月比)
<図表2>首都圏8エリア 平均価格指数の推移(2017年1月=100)