調査データ市場動向

2023年1月 首都圏における「新築戸建」の価格動向

◆首都圏の新築戸建の平均価格は4,491万円で、前月比-0.3%と1年ぶりに下落。
◆15カ月連続して全8エリアが前年同月を上回るも、上昇の勢いはやや弱まる。
◆東京23区、横浜市・川崎市、千葉県他の3エリアで2017年1月以降最高額を更新。

新築戸建 首都圏8エリアにおける価格・建物面積・土地面積

<調査概要>

不動産情報サービスのアットホーム株式会社(本社:東京都大田区 代表取締役社長:鶴森 康史)の不動産情報ネットワークで消費者向けに登録・公開された新築戸建の価格動向について、アットホームラボ株式会社(東京都千代田区 代表取締役:庄司 利浩)に調査・分析を委託し、アットホームが公表するものです。

◆対象エリア

東京都(23区/都下)、神奈川県(横浜市・川崎市/他)、埼玉県(さいたま市/他)、千葉県(西部※/他)
※千葉県西部:柏市、松戸市、流山市、我孫子市、市川市、浦安市、習志野市、船橋市

◆対象データ

不動産情報サイト アットホームで消費者向けに登録・公開された新築戸建(所有権のみ・重複物件はユニーク化)

◆定義

本調査では、上記対象データの「1戸あたりの登録価格(売り希望価格)」を「価格」と表記しています。

首都圏8エリアの平均価格(前年同月比・指数の推移)

首都圏8エリアの平均価格は、15カ月連続して全エリアで前同月超えとなった。
一方、前月比では半数の4エリアが下落、首都圏全体でも1年ぶりの下落となるなど上昇の勢いはやや弱まっている。
なお、東京23区は前月比+1.3%と大きく上昇し、前年同月比も+10.1%と再び2桁台の上昇率となった。

<図表1> 首都圏8エリアの平均価格(前年同月比)
<図表2> 首都圏8 エリア 平均価格指数の推移(2017年1 月=100)