調査データ市場動向

2025年9月 首都圏における「新築戸建」の価格動向

<首都圏(2025年9月)>
●首都圏の新築戸建の平均価格は4,831万円で、前月比+0.1%と2カ月連続で上昇。前年同月比は+5.6%と13カ月連続で上昇。
●東京都(23区/都下)、横浜市・川崎市、さいたま市、千葉県西部の5エリアで2017年1月以降最高額を更新。さいたま市の最高額更新は2023年5月以来28カ月ぶり。

<首都圏外8エリア(2025年7~9月)>
●4期連続で全8エリアが前年同期を上回る。宮城県、京都府、広島県は前期比下落。
●北海道、愛知県、大阪府、兵庫県、福岡県の5エリアで2017年Ⅰ期以降最高額に。

新築戸建 首都圏8エリアにおける価格・建物面積・土地面積

<調査概要>

不動産情報サービスのアットホーム株式会社(本社:東京都大田区 代表取締役社長:鶴森 康史)の不動産情報ネットワークで消費者向けに登録・公開された新築戸建の価格動向について、アットホームラボ株式会社(東京都千代田区 代表取締役社長:大武 義隆)に調査・分析を委託し、アットホームが公表するものです。

◆対象エリア

【毎月公表】東京都(23区/都下)、神奈川県(横浜市・川崎市/他)、埼玉県(さいたま市/他)、
千葉県(西部※/他)※千葉県西部:柏市、松戸市、流山市、我孫子市、市川市、浦安市、習志野市、船橋市
【四半期公表】北海道、宮城県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、広島県、福岡県
※Ⅰ:1~3 月期 Ⅱ:4~6 月期 Ⅲ:7~9 月期 Ⅳ:10~12 月期

◆対象データ

不動産情報サイト アットホームで消費者向けに登録・公開された新築戸建(所有権のみ・重複物件はユニーク化)

◆定義

本調査では、上記対象データの「1戸あたりの平均登録価格(売り希望価格)」を「価格」と表記しています。

首都圏8エリアの平均価格(前年同月比・指数の推移)

首都圏全体の平均価格は前月比、前年同月比ともに上昇した。
エリア別の前月比では、8エリア中6エリアが上昇した。中でも東京都下は8カ月連続、横浜市・川崎市は7カ月連続で上昇している。また、前年同月比では6カ月連続で全8エリアが上昇しており、首都圏全体として上昇基調が続いている。
なお、東京都(23区/都下)、横浜市・川崎市、さいたま市、千葉県西部の5エリアは2017年1月以降最高額を更新した。さいたま市の最高額更新は2023年5月以来28カ月ぶり。

<図表1> 首都圏8エリアの平均価格(前年同月比)
<図表2> 首都圏8エリア 平均価格指数の推移(2017年1月=100)