住宅価格を妥協したと答えた人の中で、実際の住宅価格と当初の価格の予算の上限を聞き、住宅価格の妥協ラインを「実際の住宅価格÷当初の住宅価格」で算出したところ、全体で予算の1.3倍まで妥協していたことが分かりました。
築年数を妥協したと答えた人の中で、築年数の妥協ラインを「契約時の築年数-当初希望していた築年数の上限」で算出したところ、全体で当初より11.1年古くても妥協していたことが分かりました。妥協しても問題なかった理由を聞いたところ、「建物自体は免震構造で、共用部分の清掃・管理もきちんとなされていたため(中古マンション)」といった声がありました。
また、広さも同様に算出したところ、全体で当初より14.0㎡狭い物件で妥協していました。妥協した人に妥協して問題なかった理由を聞いたところ「手持ちの家具をおいても何とかなったから(新築マンション)」といったコメントがありました。
最寄り駅までの徒歩分数は全体で当初より8.6分、通勤・通学時間は全体で当初より17.6分遠くても妥協していました。
妥協して問題なかった理由を聞いたところ、最寄り駅までの徒歩分数を妥協した人からは「自転車を使えばすぐだったから(新築一戸建て)」、通勤・通学時間を妥協した人からは「以前と同じくらいの時間帯の出勤で済んでいるから(中古一戸建て)」といった声がありました。また、「在宅勤務が増えたので妥協しても問題なかった(新築マンション、中古マンション、中古一戸建て)」という現代ならではの声も複数見られました。
Q.「住宅価格」「契約時の築年数」「広さ(延床面積)」「最寄り駅までの徒歩分数」「通勤・通学時間」を教えてください。(自由回答)
Q.当初の「住宅価格の予算の上限」、当初希望していた「築年数の上限」「広さ(延床面積)の下限」「最寄り駅までの徒歩分数の上限」「通勤・通学時間の上限」を教えてください。(自由回答)