調査データトレンド調査

新線開業で価格・家賃が上昇した「相鉄線」の駅ランキング

<トピックス>
新築戸建は、前年同期比上昇率トップ5に相鉄いずみ野線の4駅がランクイン
いずみ野線の平均上昇率は、新築戸建と賃貸マンションで神奈川県平均を上回る

<価格・家賃上昇率トップの駅>
⚫ 新築戸建は、「いずみ野」(128.2%)
⚫ 中古マンションは、「平沼橋」(133.4%)
⚫ 賃貸マンションは、シングル向きが「星川」(140.7%)、ファミリー向きが「平沼橋」(132.9%)

※2022年と2023年の各1~3月期比較

不動産情報サービスのアットホーム株式会社(本社:東京都大田区 代表取締役社長:鶴森 康史)は、新線開業で価格・家賃が上昇した「相鉄線」の駅ランキングを発表いたします。

【解説】アットホームラボ株式会社 執行役員 データマーケティング部 部長 磐前 淳子

注目はいずみ野線。沿線の開発計画が多く、神奈川県への人口流入けん引に期待。

2019年まで他社との乗り入れがなく、全路線が神奈川県内だった相鉄線が今年3月都心につながり、利便性の向上が沿線の価格や家賃にも表れています。注目は二俣川(横浜市)から湘南台(藤沢市)を結ぶ支線のいずみ野線です。
本調査でも、新築戸建の価格と賃貸マンションの家賃では、前年比上昇率が神奈川県の平均を上回りました。同沿線は大型商業施設や住宅地の開発予定も多く、他エリアからの人口流入が期待されます。

路線図
価格・家賃ランキング

相鉄線の価格上昇率ランキング(2022年1~3月と2023年1~3月の比較)

※相鉄本線・相鉄いずみ野線各駅におけるランキングです

新築戸建価格ランキング
中古マンション価格(1戸あたり) 50~100㎡

相鉄線の家賃上昇率ランキング(2022年1~3月と2023年1~3月の比較)

賃貸マンション家賃(シングル向き)30㎡以下
賃貸マンション家賃(ファミリー向き)50~70㎡

<調査概要>
不動産情報サービスのアットホーム株式会社(本社:東京都大田区 代表取締役社長:鶴森 康史)の不動産情報ネットワークで消費者向けに登録・公開された新築戸建・中古マンションの価格と居住用賃貸マンションの家賃(管理費・共益費等含む)について、アットホームラボ株式会社(東京都千代田区 代表取締役社長:大武 義隆)に調査・分析を委託し、アットホームが公表するものです。

<対象データ・期間>
不動産情報サイト アットホームで、相鉄線(本線・いずみ野線)を最寄り駅として登録・公開された物件について、2022年1~3月と2023年1~3月の価格・家賃を比較。
※重複物件はユニーク化
※新築戸建および中古マンションの上昇率は四捨五入前の数値に基づく