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不動産のプロが選ぶ!「子育てファミリーにおすすめの住まいの条件」ランキング

~プロがすすめるのは、“段差が少なく、防音性の高い”物件~

不動産情報サービスのアットホーム株式会社(本社:東京都大田区 代表取締役社長:鶴森 康史 以下、アットホーム)は、全国のアットホーム加盟店に、出産を控えている人や小さい子どもがいる人におすすめの住まいの条件を聞いた、不動産のプロが選ぶ!「子育てファミリーにおすすめの住まいの条件」ランキングを発表します。

<トピックス>

子育てファミリーのおすすめの住まいの条件

<不動産のプロが選ぶ!「子育てファミリーにおすすめの住まいの条件」ランキング 調査結果>

ランキング1位 「家の中に段差が少ない」 49.0%

Q. 出産を控えているお客さまや小さい子どもがいるお客さまに、おすすめしたい住まいの条件を教えてください。(複数回答)

不動産のプロが選ぶ!「子育てファミリーにおすすめの住まいの条件」ランキング 調査結果

テレワークの増加で高まる防音重視の傾向

不動産のプロである不動産会社のスタッフに、子育てファミリーにおすすめの住まいの条件を聞いたところ、「家の中に段差が少ない」が49.0%とトップ。次いで、「防音性に優れているRC造・SRC造」が46.2%、「幼稚園・保育園が近い」が43.5%でした。
不動産会社のコメントでは“防音”に関するものが多く、RC(鉄筋コンクリート)造・SRC(鉄骨鉄筋コンクリート)造など防音性に優れた物件や、1階の物件もしくは階下が店舗・事務所・駐車場など居住スペースではない物件をすすめているという声が多数上がりました。テレワークになり在宅時間が増え、より防音に気を遣う人が増えているようです。

不動産のプロが出会った 子育てファミリーの住まい探し事情

●以前の住宅で苦労された騒音問題を教訓にRC造・SRC造や、1階を希望されるお客さまが増えました。在宅時間が増えたためだそうです。(東京都)

●子どもがいるお客さまは、カウンターキッチンなどのリビングが見える物件の方が好まれています。(東京都)

●テレワークの影響で自宅で過ごすファミリーが増えたため、子どもの声や走る音などを気にして、1階の物件や、階下が店舗・事務所の物件、遮音性の優れた物件を紹介することが増えました。(神奈川県)

●出産を控えているお客さまには近隣の環境を含めて提案しています。ベビーカーでの移動に際し坂道や段差が少ないルートや、スーパーや公園までの距離などを紹介しています。(広島県)

<調査概要>

■調査対象/全国のアットホーム加盟店 1,276 店
(賃貸仲介60.8%、賃貸管理57.0%、売買仲介(買主側)54.5%、売買仲介(売主側)62.3%、注文住宅・建売分譲12.2%、コンサルティング16.8%、買取・再販26.9%、賃貸業22.9%、リフォーム22.3%、その他2.1%)

■調査方法/インターネットによるアンケート調査

■調査期間/2020年7月29日(水)~8月3日(月)
※小数第2位を四捨五入しているため、合計100%にならない場合があります。