不動産情報サービスのアットホーム株式会社(本社:東京都大田区、代表取締役:松村 文衞)は、1 都 3 県在住で、5 年以内に住宅を購入し、都内に勤務する子持ちのサラリーマン 583 名を対象に、「通勤」の実態調査を実施いたしました。
主な結果は以下の通りです。
「通勤」の実態調査2014~首都圏版~
5 年以内に住宅購入した、都内勤務の子持ちサラリーマン
通勤時間平均 58 分、“理想”は 35 分、“限界”は 86 分
通勤時間が長いほど、睡眠時間が短くなる傾向
通勤時間が長いほど、共働きの割合が低い
<主な調査結果>
◆通勤時間平均 58 分、“理想”は 35 分、“限界”は 86 分
自宅から会社までの片道の通勤時間は、全体平均が 58 分、住宅タイプ別にみると、一戸建ては 60 分、マンションは 56分となり、その差は 4 分でした。また、通勤時間の“理想”は平均 35 分、“限界”は平均 86 分という結果になりました。
◆通勤時間は “有意義” 27.1% 、通勤時間 60 分以上で “苦痛”と感じる人増加
通勤時間が“有意義”だと思っている人は、全体の 27.1%でした。また、“苦痛”だと感じている人は 35.7%で、通勤時間別に見ると、60 分から増えて 4 割近くになり、80 分を超えると約半数にのぼっています。一方で、60 分以上でも 4 人に 1 人は「苦痛だと感じていない」ということもわかりました
◆通勤時間が長いほど、睡眠時間が短くなる傾向
翌日に会社がある時の睡眠時間は、全体平均が 5 時間 54 分でした。通勤時間別に見ると、通勤時間が長くなるにつれて睡眠時間が減っていることがわかります。「通勤時間」と「睡眠時間」は反比例し、通勤時間の長い人は睡眠時間を削っていると考えられます。
◆通勤時間が長いほど、共働きの割合が低い
共働き(子持ち)世帯の割合と通勤時間の関係を調べたところ、通勤時間が長くなるにつれて、共働きの割合が低くなることがわかりました。共働き世帯はお互いに働いている分、「通勤時間」をより重視して住宅購入したと考えられます。
◆通勤時間より優先したこと 一戸建て購入者「一戸建てであること」、マンション購入者「広さ」
住宅購入の際に通勤時間よりも優先したことを聞いたところ、一戸建て購入者の 1 位は「一戸建てである」で 73.0%と、一戸建てへの強いこだわりがうかがえる結果となりました。一方、マンション購入者の 1 位は「広さ」でした。2 位は一戸建て・マンションともに「住み慣れたエリア」で、3 位も同じく「静かな環境」となっています。
<調査概要>
◆対象/5 年以内(2009 年 5 月以降)に住宅を購入し、首都圏(1 都 3 県)在住で、都内勤務の子持ち既婚(妻と同居)サラリーマン 583 名。
◆調査方法/インターネットリサーチ
◆調査期間/2014 年 6 月 6 日(金)~6 月 10 日(火)
※小数点第 2 位を四捨五入しているため、合計 100%にならない場合があります。