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アットホーム、生成AIを活用したホームステージング※をみずほ不動産販売に提供開始

~専門チームによるチェック体制でAIホームステージングの品質を一定に~

不動産情報サービスのアットホーム株式会社(本社:東京都大田区 代表取締役社長:鶴森 康史 以下、アットホーム)は、みずほ不動産販売株式会社(本社:東京都中央区 取締役社長:後藤 裕司 以下、みずほ不動産販売)に、生成AIを活用して仮想的に家具や装飾などのインテリアを配置し、居住後の生活がイメージしやすい画像を生成する「AIホームステージング」の提供を開始したことをお知らせいたします。
AIの活用により、部屋に適したインテリアスタイルやカラーを多彩に表現できるようになることで、不動産会社の業務負担を軽減し、消費者が快適に住まいを探す環境を提供してまいります。

※ホームステージング:販売、賃貸募集中の住宅やマンションの室内を家具や照明、観葉植物などでモデルルームのように演出すること。

アットホーム・みずほ不動産販売

【背景】

近年、物件画像から生活の様子を想起できるように、家具や装飾などのインテリアを配置した画像を公開する動きが多く見られます。不動産会社がインテリアを配置した物件画像を消費者に公開する際は、事前に家具を設置して撮影するか、撮影した画像に専用の編集ソフトを用いて家具を配置するバーチャルホームステージングとして画像を制作するなど、多くの労力と経費がかかっていましたが、生成AIを活用することで、この問題は解決できるようになります。ただし、AIによるホームステージング画像生成の過程で、元の物件の形状や設備の一部が改変されてしまうケースがある事から、不動産の表示に関する公正競争規約に抵触するリスクを伴い、画像の利活用が進まない状況でした。
そこでアットホームは、AIが生成したホームステージング画像を、専門知識を持ったチームの担当者がチェックし、不適切と思われる画像を除いた上で納品する体制を構築しました。この取組みは以前から実証実験を進めておりましたが、今回みずほ不動産販売の協力によって実現し、提供を開始しました。

【サービス概要】

本サービスは、空室状態の写真にAIが生成した家具や装飾などのインテリアを配置します。その後、専門チームの担当者が生成されたホームステージング画像をチェックし、不適切と思われる画像を除いた上で納品するものです。「人の目」によってチェックすることで、間取りや設備、部屋の形状を保ちながら、家具や装飾などのインテリアを居住後の生活がイメージしやすいように配置したホームステージング画像を生成することが可能です。

AIホームステージング_イメージ

【サービス導入のメリット】

①制作にかかる労力・経費の削減
不動産会社がインテリアを配置した物件画像を消費者に公開する際は、事前に家具を設置して撮影するか、撮影した画像に専用の編集ソフトを用いて家具を配置するバーチャルホームステージングとして画像を制作するなど、多くの労力と経費を要します。本サービスでは、AIが生成したホームステージング画像を専門チームの担当者がチェックし、不適切と判断したものを除いたホームステージング画像を最短翌営業日に納品できます。

②営業効率の向上
家具や装飾などのインテリアを配置した画像は、住まいを探す消費者に居住後のイメージを伝えることができます。そのため、不動産会社が物件を紹介する際に活用することで、効率的に物件をアピールすることが可能になります。

③売主満足度の向上
家具や装飾などのインテリアを配置した画像を活用することで、住まいを探す消費者に物件の魅力を視覚的に伝えることができるため、早期成約の可能性が高まります。