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仲介業務の“日常”を革新する、新・業務総合支援システム 「ATBB(アットビービー)」誕生

物件情報の入手から、ネット公開、管理機能まで、
不動産会社の業務のベースとなる新オンラインシステム。
2 次広告(エンドユーザー向け情報)管理もスムーズに。11 月 10 日(月)、スタート

不動産総合情報サービスのアットホーム株式会社(本社:東京都大田区、代表取締役:松村文衞)では、このたび、加盟店の仲介業務を強力にバックアップするため、新・業務総合支援システム「ATBB(アットビービー)」(at home Business Base)を構築、11 月 10 日(月)に新システムを稼動することとなりましたのでご案内いたします。
「ATBB(アットビービー)」は、物件情報の入手から、エンドユーザー向けインターネット公開、さらに物件の管理機能まで、仲介業務のさまざまなシーンで必要な情報、手続き等を網羅した、不動産会社の業務のベース(土台)となるシステムで、いわば、“仲介業務の日常を革新”する画期的なものです。
新システムの導入にあたっては、パイロットエリア(仙台)を設け 10 月 21 日(火)より試行開始、その結果、旧サービスからのスムーズな移行と、加盟店の皆さまの高評価を得て、11 月 10 日(月)に本稼動できる運びとなりました。「ATBB(アットビービー)」の概要は以下の通りです。

1.「ATBB(アットビービー)の主な機能

「ATBB(アットビービー)」は、従来弊社で提供してきた『オンラインウェブ』(物件検索等)、『リスティングウェブ』(物件情報公開等)、『メンバーズウェブ』(成約連絡等)の 3 つの機能を 1 つにまとめ、さらにバージョンアップしたものです。

(1)物件検索

アットホーム全国不動産情報ネットワークで流通している客付可物件情報を検索できます。

●新機能等
・ 地図から物件を検索することが可能に
→ 周辺環境を視覚的に説明できるのでユーザーにアピールしやすく、ニーズも把握しやすい。
・ 検索結果画面がより使いやすく、見やすいものに(種目・条件変更、サムネイル表示)

(2)物件登録・管理

アットホーム全国不動産情報ネットワークに物件情報が公開できます。
また、客付不動産会社が転載の可否(2 次広告)の確認をスムーズに行えるようになり、元付不動産会社は 2 次広告も含め瞬時に成約処理が可能となります。(下記「2.」ご参照)

●新機能等
・ 情報項目を拡充(リフォーム歴、付帯設備・特徴等)
・ 登録作業時間を短縮(物件取込み、2 次広告、自社公開ファクトシート登録等)
・ リーフレット作成機能
・ 広告転載確認を厳格化・迅速化
・ 成約情報処理をシステム化

(3)統計・成約事例等

アットホーム全国不動産情報ネットワークに登録された物件の成約事例検索、また「不動産データライブラリー」では分譲当時のマンションパンフレット・価格表、流通物件の事例・履歴検索が可能。さらに、分譲マンションの評価額を算出しレポートを作成・出力できるサービスも提供します。

2.2 次広告(エンドユーザー向け情報)の管理機能について

従来、客付不動産会社が元付不動産会社の公開情報について自社のホームページに転載を希望する場合、電話かFAXで確認をとっていました。また、転載した物件情報が他の会社で成約しても、その情報が早期に伝わらないため(元付不動産会社が定期的に確認)、成約済み情報が一定期間ネット上に公開されるというリスクがありました。
これらを解消するため、「ATBB」では以下のシステムを導入しています。

① 元付不動産会社の物件登録時
広告転載確認について「転載可」「要確認」「転載不可」の 3 種類から選択します。

② 客付不動産会社が物件情報を転載したい場合
・「転載可」の物件情報は、情報の「取込み」ボタンを押下すれば自動的に「自社物件管理」に
取り込むことができ、すぐにインターネットでエンドユーザーに公開できます。
また元付不動産会社では、他社が情報を取り込むと「ATBB」トップページの『お知らせ』
欄に表示されるため、どの会社が転載をするか確認できます。

・「要確認」の物件情報は、「自社物件管理」に取り込んだ後、同物件に表示されている『元付
転載確認』ボタンを押下すれば、元付不動産会社に自動的に確認依頼ができます。
また『元付転載確認』ボタンが押下されると、元付不動産会社の「ATBB」トップページの『お知らせ』欄に表示されるとともに E-mail へも送信されます。これに 2 次広告承諾の返信をすれば、申し込んだ客付不動産会社の『広告転載確認/申込』欄に表示され、自社ページへの公開が可能となります。なお、承諾が得られない場合は、その旨『広告転載確認/申込』欄に表示されます。

・「転載不可」の物件にも情報の「取込み」ボタンがあり、「自社物件管理」に取り込むことは
できますが、『元付転載確認』ボタンがありません。したがって自社ホームページでは公開できません。

※客付可物件であるため、来店したユーザーに紹介することはできます。
なお、(a)元付転載確認がとれてから実際にホームページに掲載するまでの期間、(b)元付不
動産会社が転載確認/申込を受けてから承諾の返信を行うまでの期間等には一定の期限が設けられています

③ 転載物件情報の情報修正について
・元付不動産会社が物件情報の修正をした場合は自動的に修正されます。
・物件情報が修正された場合は、『物件状態』画面にその旨表示されます。

④ 転載物件が成約(公開中止、削除)した場合
・公開物件は自動的に削除されます。
・物件情報が削除された場合は、『物件状態』画面にその旨表示されます。

以上のシステムにより、物件情報が元付不動産会社の許可なく広告されるリスク、成約情報が(不注意・故意を問わず)公開され続けるリスク等が解消されると自負しております。

弊社では、今後とも、不動産に携わる全ての個人・企業の皆さまのお役に立つサービスを提供するべく、不動産情報流通分野においてさまざまな改革を行ってまいります。