不動産情報サービスのアットホーム株式会社（本社：東京都大田区 代表取締役社長：鶴森 康史 以下、アットホーム）と株式会社ライナフ（本社：東京都千代田区 代表取締役：滝沢 潔 以下、ライナフ）は、2020 年 5 月 25 日（月）より、アットホームが提供しているオンライン入居申込システム「スマート申込」と、ライナフが提供しているAIで物件確認を自動化するサービス「スマート物確」の API 連携を開始いたしました。
今回の API 連携により、「スマート申込」に登録した「申込中」「契約者確定による募集停止」などの入居申込に関するステータスが「スマート物確」に連携され、不動産管理会社は入居者募集から入居申込までを一元管理できるようになります。加えて、ライナフが開発する、予約から鍵の受け渡しまで、内覧業務を効率化するサービス「スマート内覧」とも連携を進めています。今後も、両社のサービス連携強化により、不動産業務の効率化・円滑化を実現するサービスの提供・機能拡充を進め、不動産業界の働き方改革をより一層支援してまいります。
「スマート申込」と「スマート物確」を併用している不動産管理会社において、「スマート申込」に登録した「申込中」「契約者確定による募集停止」などの入居申込に関するステータスが、「スマート物確」に連携されます。これにより、不動産管理会社は「スマート申込」にステータスを登録するだけで、入居申込に関する状況を一元管理できます。また、入居申込状況を「スマート物確」に連携することにより、不動産仲介会社は細かなステータスをリアルタイムで確認でき、入居希望者に対して物件の状況を正確に把握した上で紹介ができるようになります。
アットホームとライナフは、これまでも業務提携を通じてサービスの連携強化を行っており、利用加盟店に対して互いのサービスをシームレスに利活用できる不動産業務ソリューションを提供してまいりました。昨今、働き方改革に注目が集まる中、不動産業界においても業務効率化や生産性向上に取り組む不動産会社が増えています。さらには新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の流行で、職場環境は大きく変化し、より柔軟な働き方が求められる時代となりました。今回のサービス拡充により、不動産業界の働き方改革をより一層支援いたします。
今回、アットホーム加盟店の皆さまのご要望にお応えし、入居申込業務が進行する過程で物件確認業務に対する円滑な情報共有が自動かつリアルタイムでできるようサービス拡充を行いました。業務間のつなぎをシステムによってスムーズにすることで、各サービスにおける物件情報の入力の手間を軽減し、不動産会社さまの業務効率向上をサポートいたします。今後も、不動産業界における多種多様な働き方を支援するため、業務の効率化・円滑化を実現するサービス・機能拡充を検討してまいります。
アットホームさまの「スマート申込」と当社「スマート物確」の連携は、昨年から時間を掛けて取り組んできたプロジェクトです。新型コロナウイルスという状況下において、「仕事の仕方」を見直している不動産会社さまが多い中、本サービス拡充を、このタイミングで皆さまにお届けできたことは大変喜ばしい限りです。今回のシステム連携は、リモートワーク、ローテーションワークなど、新しい価値観に基づいた働き方を後押しするシステムになると確信しております。是非一度お試しいただいて、その価値を感じていただければと思います。
2019 年 8 月よりアットホームが提供している、パソコンやスマートフォン、タブレット端末などのデバイスを用いて専用フォームに必要情報を入力するだけで入居申込をオンライン上で行えるサービスです。不動産仲介会社は無料で利用可能で、さらに不動産管理会社を対象に、2021 年 5 月末まで初期費用・利用料が無料となるキャンペーンを実施しています。
「スマート物確」は、ライナフが開発する AI で物件確認を自動化するサービスです。24 時間 365 日、物件確認の電話に AI が応答。音声認識で物件を特定し、自動音声で応答します。応答項目や文章の変更、時間・曜日ごとの設定も可能で、圧倒的な業務効率アップを図ります。物件特定率は 95%以上※で、独自の音声認識技術を採用しています。2019 年 11 月、不動産会社が利用したい業務効率化サービス No.1 を獲得しました（日本マーケティングリサーチ機構調査）。
※無作為抽出の 1,000 件より算出（2019 年 1 月時点のライナフによる調査結果）
アットホームとライナフは、これからも不動産会社の業務効率化、生産性の向上をサポートするさまざまな商品・サービスの開発・提供を通して、不動産業界の活性化、IT 化に取り組んでまいります。