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ヴァーチャルリアリティを利用した内見サービス「VR内見・パノラマ」4月2日(月)より、アットホーム加盟店に提供開始

アットホームとナーブが共同開発

不動産情報サービスのアットホーム(本社:東京都大田区)は、VR(ヴァーチャルリアリティ)技術の活用によって、現地に足を運ぶことなく不動産を内見できるシステム「VR 内見・パノラマ」を、VR コンテンツプラットフォームを提供するナーブ株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役:多田 英起)がもつ「VR 内見」技術を基に共同開発し、2018年 4 月 2 日(月)より、アットホーム加盟店に向けて、サービス提供を開始いたします。

VR は近年、ゲームなどエンターテインメントを中心に技術の活用が進み、不動産分野でも、時間や場所を選ばず物件を疑似体験できる VR 内見の需要は高まっています。「VR 内見・パノラマ」は、ナーブ社の「VR 内見」をベースとし、アットホームが運営する不動産業務総合支援サイト「ATBB(アットビービー)」との連携など独自の機能を備えたサービスです。

アットホームは本サービスを通して、住まいを探すエンドユーザーに不動産店の店頭にいながら手軽に不動産内見を疑似体験していただける環境を提供するとともに、不動産店の内見に関わる業務の効率化と、不動産流通の活性化に取り組んでまいります。

<サービスの特徴>

◆来店客が見ている VR 画像をパソコンで閲覧可能

お客さまが専用のデバイスを活用して見ている VR 画像が、そのままパソコン画面上に表示されるので、お客さまの目線の動きに合わせながら、物件の特徴を説明できます。

来店客が見ている VR 画像をパソコンで閲覧可能

◆撮影アプリで「VR 内見・パノラマ」用の 360°写真を誰でも簡単、きれいに撮影可能。作業時間も大幅短縮。

写真で物件の紹介を行う場合、お客さまが気になりそうな箇所を複数撮影する必要がありますが、「VR 内見・パノラマ」用の360°写真なら、1部屋につき撮影する写真は一枚。専用の撮影アプリを使うと、「AI自動補正機能」により、誰でも簡単、きれいに撮影できます。
また、事前に物件情報を登録し、撮影時に間取り図上で撮影場所を指定して撮影すれば、撮った写真をその場でアップロードできるので、撮影後の物件情報との紐づけ作業は必要ありません。撮影アプリには編集機能もついているため、「隣の部屋の洗濯物が写ってしまった」「車のナンバープレートが写ってしまった」といった場合も、「ぼかし機能」を使って、適切な写真として登録することができます。

<撮影からアップロードまでは 3 ステップで簡単>

撮影からアップロードまでは 3 ステップで簡単

<撮影の手間と時間を大幅削減>

撮影の手間と時間を大幅削減
※ナーブ社調べ 条件により異なります

◆「ATBB」に登録、閲覧が可能

アットホームが提供する「VR 内見・パノラマ」は、撮影した VR 画像を「ATBB」に登録でき、ネットワークを通じて、「VR内見・パノラマ」を利用している全国のアットホーム加盟店で閲覧が可能です。

<「VR 内見・パノラマ」を利用する全国の加盟店で閲覧可能>

「VR 内見・パノラマ」を利用する全国の加盟店で閲覧可能

<「VR 内見・パノラマ」によるソリューション>

従来の成約までのプロセスは、内見を重ねてお客さまのさまざまなご要望に気付き、求める物件に辿り着くというものですが、実際に内見のご案内を行うにはルート検討、鍵借り、予定の調整など多くの準備が必要です。ここに「VR 内見・パノラマ」を取り入れることで、店舗での接客でお客さまのご要望を把握できれば、実際の内見数を減らすことができ、大幅な業務負担軽減につながるほか、成約までの時間短縮を図ることも可能になります。
また、遠方の物件を探している、子どもが小さいので何箇所も回って内見するのが難しいといった方にも現地にいるかのようなご案内が可能なほか、急な内見や物件の細かい部分をもう一度確認したいといったご要望にもスムーズに対応できるなどサービスの幅が広がり、エンドユーザーにとってもさまざまなメリットが期待できます。

今後もアットホームは、消費者と不動産会社双方に住まい探しに関連するさまざまなサービスを積極的に展開し、不動産流通業界発展のサポートに努めてまいります。