調査データ市場動向

2010 年 8月首都圏の居住用賃貸物件の成約動向

成約数、前年同月比 2.7%減、再び減少。
神奈川県も同 0.5%減と 8 か月ぶりに前年を割る。

不動産総合情報サービスのアットホーム株式会社(本社:東京都大田区、社長:松村文衞)の全国不動産情報ネットワークにおける、平成 22 年 8 月期の賃貸物件の物件登録数・登録賃料、および成約数・成約賃料についてお知らせします。

■東京 23 区は同 4 か月連続減少、千葉県が 5.5%増と唯一増加。

8 月の首都圏の居住用賃貸物件成約数は 12,411 件で、前年同月比 2.7%減少し、再びマイナスとなりました。
好調が続いていた神奈川県も、マンションの成約は堅調だったものの、全体では 8 か月ぶりに前年を割り込んでいます。猛暑続きでシングル層以外の動きが鈍ったことが響きました。また、東京 23 区は同 4 か月連続で減少、一方、千葉県ではシングル向け物件の成約が好調で唯一増加を維持しています。

■中古マンション賃料が同 9 か月連続下落。23 区・神奈川県の下落基調続く。

平均賃料は、マンションでは新築が同 2 か月連続で下落、中古は 23 区・神奈川県の下落基調が続き同 9 か月連続で下落しています。一方、アパートは、新築が同 8 か月連続で上昇、中古は同 3 か月ぶりに下落しました。

居住用賃貸物件成約数と平均賃料および前年比
成約物件の面積帯別割合、前年比、および新築・中古別平均面積、前年比

※本資料のデータベースについて
本資料の掲載データは、弊社ネットワーク流通物件のうち、不動産会社間情報として図面(ファクトシート)で登録された物件をベースとしておりますが、成約物件数につきましては、一般消費者向け情報としてインターネットで登録され成約した物件の一部を算入しています。