調査データ市場動向

2009 年 11月首都圏の居住用賃貸物件の成約動向

成約数、前年同月比 11.1%減。
減少幅は再び拡大も、23 区以外は前年の反動の範囲内。

不動産総合情報サービスのアットホーム株式会社(本社:東京都大田区、社長:松村文衞)の全国不動産情報ネットワークにおける、平成 21 年 11 月期の賃貸物件の物件登録数・登録賃料、および成約数・成約賃料についてお知らせします。

■マンションはファミリー向け、アパートはシングル向けが不振。

11 月の首都圏の居住用賃貸物件成約数は、前年同月比 11.1%減の 15,063 件で、6 か月連続のマイナスとなりました。減少幅は前月より拡大したものの、23区以外は前年の反動の範囲内でした。またタイプ別では、マンションはファミリー向け、アパートはシングル向けが不振、一方、カップル向けは堅調に推移しました。

■中古マンション賃料が再び上昇に転じ、アパート賃料は新築・中古ともに上昇。

平均賃料は、新築マンションでは前年同月比二ケタの下落が続いていますが、中古マンションは再び上昇に転じました。またアパートは、ニーズがシングルからカップルにシフトした結果、新築・中古ともに上昇しています。

居住用賃貸物件成約数と各成約数の前年同月比および占める割合
成約物件の面積帯別割合、前年比、および新築・中古別平均面積、前年比

※本資料の成約物件のデータベースを 09 年 3 月期より下記のとおり変更いたしました。
2 月期まで・・・弊社ネットワーク流通物件のうち、不動産会社間情報として登録された物件(ファクトシート)をベースとしたものであり、インターネット登録物件は含まれておりません。
3 月期より・・・弊社ネットワーク流通物件のうち、不動産会社間情報として登録された物件(ファクトシート)および、インターネット登録物件の一部をベースとしています。(前年同月も同様に変更)