調査データ市場動向

2009 年 11月首都圏の新築戸建・中古マンションの価格動向

新築戸建成約数、5 千万円以上の物件が 8 割減。
2 千万円台は増加に転じる。

不動産総合情報サービスのアットホーム株式会社 (本社:東京都大田区、社長:松村文衞) の全国不動産情報ネットワークにおける、平成 21 年 11 月期の売物件の物件登録数・登録価格、および成約数・成約価格についてお知らせします。

■新築戸建成約数、前年同月比 5 か月連続減。平均価格は同 15 か月連続下落し過去最低。

11 月の首都圏の新築戸建成約数は、前年同月比 28.3%減で 5 か月連続の減少となりました。特に 5 千万円以上の物件は 8 割減となりましたが、一次取得者が購入可能な 2 千万円台の物件は増加に転じています。また、平均価格は同 15 か月連続で下落し、過去最低(調査開始は平成 4 年 4 月)となりました。

■中古マンション成約数は同 16 か月連続減。23 区・神奈川県の減少目立つ。

中古マンション成約数は同 16 か月連続のマイナスとなりました。市場の停滞が続くなか、価格の高い東京23 区・神奈川県の減少が目立っています。また 1 戸あたり平均価格は同 12 か月連続で下落しました。

新築戸建成約数・平均価格・価格帯別割合および前年比
新築戸建、中古マンション成約価格

※本資料の掲載データは、弊社ネットワーク流通物件のうち、不動産会社間情報として登録された物件をベースとしたものであり、インターネット登録物件は含まれておりません。