調査データ市場動向

2011 年 8月首都圏の居住用賃貸物件の成約動向

成約数、前年同月比 4 か月連続二ケタ増。
全エリアでの二ケタ増は 2 年 8 か月ぶり。

不動産総合情報サービスのアットホーム株式会社(本社:東京都大田区、社長:松村文衞)の全国不動産情報ネットワークにおける、平成 23 年 8 月期の賃貸物件の物件登録数・登録賃料、および成約数・成約賃料についてお知らせします。

■神奈川県は横浜市の成約好調。

8 月の首都圏の居住用賃貸物件成約数は 14,679 件で、前年同月比 18.3%増加し、4 か月連続の二ケタ増となりました。さらに、前月 6.1%増にとどまっていた神奈川県が、横浜市のマンション、県下のアパートの好調により 17.0%増となり、2 年 8 か月ぶりに全エリアでの二ケタ増となっています。また東京 23 区では、引続き 50~70 ㎡のマンションの成約が好調で、ファミリー層の都心回帰が続いているようです。

■平均賃料は、マンション・アパート、新築・中古を問わず下落。

平均賃料は、新築マンションが 23 区・都下などで好立地の物件が減り同 6 か月ぶりに下落、また、中古は同 3 か月連続の下落。一方、アパートは、新築が同 7 か月連続、中古は同 10 か月連続の下落となっています。

居住用賃貸物件成約数と平均賃料および前年比
成約物件の面積帯別割合、前年比、および新築・中古別平均面積、前年比