調査データ市場動向

2011 年 7月首都圏の新築戸建・中古マンションの価格動向

新築戸建の成約価格、前年同月比 7 か月連続上昇。
23 区の成約好調で前月比も再び上昇。

不動産総合情報サービスのアットホーム株式会社 (本社:東京都大田区、社長:松村文衞) の全国不動産情報ネットワークにおける、平成 23 年 7 月期の新築戸建・中古マンションの登録価格および成約価格についてお知らせします。

■23 区の平均価格は同 3 か月ぶりにマイナスとなり、再び 4,500 万円を割る。

7 月の首都圏の新築戸建平均成約価格は、前年同月比4.7%上昇し 7 か月連続のプラスに。また、前月比も同再びプラスとなりました。これは、価格の高い東京 23 区の成約が好調だったことによるものですが、23 区の価格自体は軟調で、前年同月比は 2.7%下落と同 3 か月ぶりにマイナスとなり、再び 4,500 万円を割り込んでいます。

■中古マンション成約価格は、前年同月比再び上昇。前月比も上昇。

中古マンションの 1 戸あたり平均成約価格は 2,247 万円で前年同月比 4.9%上昇し、再びプラスとなりました。
前月と一転、東京23 区の平均価格が高価格帯の物件の増加で大幅に上昇したことによるものです。また、前月比も再び上昇しています。

新築戸建、中古マンション平均成約価格
※本資料の掲載データは、当社ネットワーク流通物件のうち、不動産会社間情報として図面(ファクトシート)で登録された物件をベースとしたものであり、インターネット(ATBB)登録物件は含まれておりません。
※7月期の調査対象物件数は、新築戸建=登録8,395件、成約1,555件、中古マンション=登録1,419件、成約358件