調査データ市場動向

2012 年 2月首都圏の居住用賃貸物件の成約動向

成約数、前年同月比3か月連続増。
再び全エリアで増加。

不動産総合情報サービスのアットホーム株式会社(本社:東京都大田区、社長:松村文衞)の全国不動産情報ネットワークにおける、2012年2月期の賃貸物件の成約数・成約賃料についてお知らせします。

■埼玉県・千葉県は二ケタ増、カップル向けを中心に好調。

2月の首都圏の居住用賃貸物件成約数は27,640件で、前年同月比8.4%増加し、3か月連続のプラスとなりました。東京都下・千葉県が増加に転じたことで、再び全エリアでの増加となりましたが、都下のアパートのみ、カップル向け(30~50㎡未満)以上の物件がふるわず減少しました(2ページご参照)。また、埼玉県・千葉県ではカップル向けを中心に好調で(4ページご参照)、二ケタ増となっています。

■平均賃料は、新築マンションのみ上昇、中古マンションは下落率が拡大。

平均賃料は、新築マンションについては、東京都下で大きく下げたものの首都圏平均ではわずかながら上昇。その他中古マンション、新築・中古アパートはすべて下落しました。特に、中古マンションの下落率は3.9%と、1月に比べ1.5ポイントも拡大し、厳しい状況が続いています。

居住用賃貸物件成約数