調査データ市場動向

2013 年 5月首都圏の居住用賃貸物件の成約動向

成約数、前年同月比12か月連続増。
増加率は、東京23区の大幅増で同6か月ぶり二ケタに。

不動産情報サービスのアットホーム株式会社(本社:東京都大田区、社長:松村文衞)の全国不動産情報ネットワークにおける、2013年5月期の賃貸物件の物件成約数・成約賃料についてお知らせします。

■埼玉県は、マンション・アパート、新築・中古を問わず好調で同4か月連続二ケタ増。

5月の首都圏の居住用賃貸物件成約数は18,590件で、前年同月比12か月連続のプラス、増加率は10.1%と6か月ぶりに二ケタとなりました。これは、成約の45%を占める東京23区の大幅増が大きな要因です。また埼玉県では、マンション・アパート、新築・中古を問わず好調が続いており、同4か月連続二ケタ増に。一方、神奈川県のアパートは、同4か月ぶりに僅かながら減少に転じています。

■新築アパートの平均賃料は、面積の拡大続き同5か月連続の上昇。

1戸あたり平均賃料は、マンションでは、新築が前年同月比3か月連続の上昇、中古は同2か月連続の上昇。アパートは、新築が面積の拡大続き同5か月連続の上昇、中古は同変動なしでした。中古マンションは4エリアで下落していますが、これはシングル向きの成約が回復したことによるものです。

居住用賃貸物件成約数