調査データ市場動向

2013 年 5月首都圏の新築戸建・中古マンションの価格動向

新築戸建の成約価格、前年同月比 3 か月連続上昇。
全エリアでの上昇は 11 年 5 月以来 2 年ぶり。

不動産情報サービスのアットホーム株式会社 (本社:東京都大田区、社長:松村文衞) の全国不動産情報ネットワークにおける、2013 年 5 月期の新築戸建・中古マンションの登録価格および成約価格についてお知らせします。

■東京 23 区は価格の高い物件の成約が好調で同 4 か月連続上昇。

5 月の首都圏の新築戸建平均成約価格は、1 戸あたり 3,241 万円で、前年同月比 2.2%上昇し 3 か月連続のプラスとなりました。これは、東京 23 区、東京都下、神奈川県で 4,000 万円以上の物件の成約が好調だったこと等によるもので、東京 23 区は同 4 か月連続の上昇となっています。また、千葉県が同 4 か月ぶりに上昇に転じたため、11 年 5 月以来 2 年ぶりに全エリアでの上昇となりました。

■中古マンション成約価格は前年同月比 2 か月連続のプラス。

中古マンションの 1 戸あたり平均成約価格は 2,174 万円で、前年同月比 0.7%上昇し、2 か月連続のプラスとなりました。4 月に同10 か月ぶりに上昇に転じた神奈川県で再び下落となったものの、新築戸建同様、東京23区で比較的価格の高い物件の成約が増え、平均価格が同 9.1%の大幅上昇となったことが大きな要因です。

新築戸建、中古マンション平均成約価格
※本資料の掲載データは、当社ネットワーク流通物件のうち、不動産会社間情報として図面(ファクトシート)で登録された物件をベースとしたものであり、インターネット(ATBB)登録物件は含まれておりません。
※5月期の調査対象物件数は、新築戸建=登録7,819件、成約1,994件、中古マンション=登録1,169件、成約391件