調査データ市場動向

2013 年 8月首都圏の居住用賃貸物件の成約動向

成約数、前年同月比15か月連続増。
東京23区・埼玉県の成約が好調。

不動産情報サービスのアットホーム株式会社(本社:東京都大田区、社長:松村文衞)の全国不動産情報ネットワークにおける、2013年8月期の賃貸物件の成約数・成約賃料についてお知らせします。

■神奈川県は同2か月連続、千葉県は同19か月ぶりに減少。

8月の首都圏の居住用賃貸物件成約数は16,202件で、前年同月比15か月連続のプラスとなりました。これは、東京23区でマンション・アパート、新築・中古を問わず増加したこと、埼玉県でマンションが二ケタ増と好調だったこと等が要因です。一方、神奈川県はマンション・アパートともに不振で同2か月連続の減少、千葉県も同19か月(1年7か月)ぶりに減少するなどエリアによる違いが目立っています。

■新築マンションの平均賃料は同再び上昇。中古アパートは同再び下落に転じる。

1戸あたり平均賃料は、マンションでは、新築が前年同月比再び上昇、中古は同5か月連続で上昇しました。またアパートは、新築が同8か月連続で上昇しましたが、中古は再び下落に転じています。

居住用賃貸物件成約数