調査データ市場動向

2016 年 6月首都圏の居住用賃貸物件の成約動向

成約数、前年同月比4か月連続減。
シングル向きマンションの成約は好調。

不動産情報サービスのアットホーム株式会社(本社:東京都大田区、社長:松村文衞)の全国不動産情報ネットワークにおける、2016年6月期の賃貸物件の成約数・成約賃料についてお知らせします。

■23区も同4か月連続減、千葉県は同7か月ぶり減。埼玉県は同3か月連続増。

6月の首都圏の居住用賃貸物件成約数は18,109件で、前年同月比8.6%減少し4か月連続のマイナスに。東京23区も同4か月連続減となりましたが、シングル向きマンションの成約は同5か月連続で増加、首都圏全体でも同3か月連続増と好調です(4ページご参照)。なお、千葉県では新築アパートを除き減少に転じ同7か月ぶりにマイナス。一方、埼玉県ではマンションが牽引し同3か月連続のプラスとなりました。

■マンションの平均賃料、中古が同9か月ぶりに上昇。

マンションの1戸あたり平均賃料は、新築がシングル向きの成約増等により同7か月連続の下落、一方、中古は4エリアで上昇または横ばいとなり同9か月ぶりに上昇に転じています。またアパートは、新築ではシングル向きの増加の影響で同12か月連続の下落、中古は同再び下落となりました。

賃貸物件成約数