2017 年 6月首都圏の居住用賃貸物件の成約動向

成約数、前年同月比 16 か月連続減。
東京 23 区は同 16 か月ぶりに増加。都下も再び増加。

不動産情報サービスのアットホーム株式会社（本社：東京都大田区）の全国不動産情報ネットワークにおける、2017 年 6 月期の賃貸物件の物件成約数・成約賃料についてお知らせします。

■アパートが新築・中古ともに増加。23 区ではともに二ケタ増。

6 月の首都圏の居住用賃貸物件成約数は 17,918 件で、前年同月比 1.1％減少し 16 か月連続のマイナスとなりましたが、減少幅は前月比 7 ポイントも低下しています。これは、アパートが新築・中古ともに増加したこと（4 ページご参照）によるもので、東京23区ではともに二ケタ増となったほか新築マンションも増加し、同16か月ぶりにプラスに転じました。また東京都下では、新築・中古アパートおよび中古マンションが好調で、再び増加となっています。

■中古の賃料指数の前月比は、マンションが 2 か月連続上昇、アパートは再び上昇。

成約物件の 1 戸あたり賃料指数の首都圏平均は、マンションは新築が前月比再び上昇し 100 を回復、中古は同 2 か月連続上昇、アパートは新築・中古ともに同再び上昇し、新築は 100 を回復。また平均賃料の前年同月比は、マンションは新築が再び上昇、中古は 2 か月連続上昇、アパートは新築が再び上昇、中古は 6 か月連続上昇しています。

※エリア別の新築・中古別賃料指数は 2 ページに、また平均賃料は 6 ページより掲載しています。