2017 年 10月首都圏の居住用賃貸物件の成約動向

成約数、前年同月比 4 か月連続増。
アパートが 5 か月連続で増加、マンションは 4 か月ぶりに減少。

不動産情報サービスのアットホーム株式会社（本社：東京都大田区）の全国不動産情報ネットワークに登録され成約した、首都圏（1 都 3 県）における 2017 年 10 月期の賃貸物件の物件成約数・成約賃料についてお知らせします。

■東京 23 区・都下が 5 か月連続増、神奈川県は 3 か月ぶり減。

10 月の首都圏の居住用賃貸物件成約数は 17,728 件で、前年同月比 4 か月連続のプラスに。ただし、アパートは同 5か月連続増と好調だったものの、マンションが同4か月ぶりに減少したことから、増加率は0.6％にとどまりました。またエリアによる好不調の差も大きく、東京 23 区と都下が同5 か月連続増、千葉県が同4 か月連続増となった一方で、埼玉県は同 7 か月連続減少、神奈川県ではマンション・アパートともに減少となり同 3 か月ぶりに減少に転じています。

■賃料指数は、マンション・アパート、新築・中古を問わず前月比上昇。

成約物件の 1 戸あたり賃料指数の首都圏平均は、マンションが新築・中古ともに前月比 2 か月連続上昇、アパートは新築が同 3 か月ぶりに上昇、中古は同 2 か月連続上昇。また平均賃料の前年同月比は、マンションは新築が 5 か月連続上昇、中古は 6 か月連続上昇、アパートは新築が 5 か月ぶりに下落、中古は 10 か月連続上昇しています。
※エリア別の新築・中古別賃料指数は 2 ページに、また平均賃料は 5 ページより掲載しています。