2017 年 12月首都圏の居住用賃貸物件の成約動向

成約数、前年同月比 6 か月連続増。
2 か月連続でマンション・アパート、新築・中古を問わず増加。

不動産情報サービスのアットホーム株式会社（本社：東京都大田区）の全国不動産情報ネットワークに登録され成約した、首都圏（1 都 3 県）における 2017 年 12 月期の賃貸物件の物件成約数・成約賃料についてお知らせします。

■東京 23 区は同 7 か月連続増、シングル向きが好調。

12 月の首都圏の居住用賃貸物件成約数は 17,158 件で、前年同月比 3.3％増加し 6 か月連続のプラスに。アパートが新築・中古ともに同 7 か月連続増。マンションも新築が同 5 か月、中古が同 2 か月連続増加しています。これは 23 区の好調等によるもので、23 区ではシングル向き物件がマンション・アパートともに同 2 ケタ増となりました。ただ､エリアによる好不調の差は依然大きく､23 区･都下･千葉県が連続増となった一方､神奈川県･埼玉県は減少が続いています。

■賃料指数の前月比は、新築アパートの上昇続く。

成約物件の 1 戸あたり賃料指数の首都圏平均は、マンションは新築が前月比 2 か月連続下落、中古は同再び上昇、アパートは新築が同 3 か月連続上昇、中古は同 2 か月連続下落。また平均賃料の前年同月比は、マンションは新築が 7か月連続、中古は 8 か月連続上昇、アパートは新築が 2 か月連続、中古は 12 か月連続上昇しています。

※エリア別の新築・中古別賃料指数は 2 ページに、また平均賃料は 5 ページより掲載しています。