■成約物件数の1 年間の推移は、エリアにより対照的に。
2018 年1 年間の首都圏の居住用賃貸物件成約数は合計224,483 件で、前年比4.2%減少しました。17 年はプラスだった23 区は下半期のシングル向き物件の不調等から、千葉県も夏以降の不調によりそれぞれ減少しました。
一方、神奈川県では、シングル向き中古物件を中心に第4 四半期に回復。また、年初から前年同月比20%前後のマイナスが続いていた埼玉県も、7 月を底に改善、成約物件数の推移はエリアにより対照的となりました。
■賃料指数が最も高いのは新築マンションで99.8、最も低いのは中古マンションで91.2。
1 戸あたり賃料指数の首都圏平均は、マンションは新築が99.8(前年比0.8 ポイント上昇)、中古は91.2(同変動なし)、アパートは新築が97.4(同3.5 ポイント低下)、中古は98.3(同0.2 ポイント上昇)に。また平均成約賃料の前年比は、新築マンションが2 年連続、中古アパートは4 年連続で上昇しましたが、新築アパートは再び下落しました。
不動産情報サービスのアットホーム株式会社(本社:東京都大田区)の全国不動産情報ネットワークに登録され成約した、首都圏(1 都3 県)における2018 年1 年間の賃貸物件の物件成約数・成約賃料についてお知らせします。