2018 年 2月首都圏の居住用賃貸物件の成約動向

成約数、前年同月比 2 か月連続減少。
新築アパートは好調、23 区と神奈川県で過去最高に。

不動産情報サービスのアットホーム株式会社（本社：東京都大田区）の全国不動産情報ネットワークに登録され成約した、首都圏（1 都 3 県）における 2018 年 2 月期の賃貸物件の物件成約数・成約賃料についてお知らせします。

■23 区の成約数が 9 か月ぶりに減少、都下・神奈川県・埼玉県の減少幅は縮小。

2 月の首都圏の居住用賃貸物件成約数は 25,869 件で、前年同月比 3.4％減少し 2 か月連続のマイナスに。都下・神奈川県・埼玉県の減少幅は縮小しましたが、成約の 44％を占める東京 23 区が同 9 か月ぶりに減少したことで首都圏全体の減少幅は拡大しました。一方、新築物件の成約数は、マンションが同 7 か月ぶりに減少に転じたものの、アパートは23 区及び神奈川県が過去最高（調査開始は 09 年 1 月）となるなど好調を維持、同 9 か月連続で増加しています。

■賃料指数の前月比は、新築がマンション・アパートともに上昇。

成約物件の 1 戸あたり賃料指数の首都圏平均は、マンションは新築が前月比 4 か月ぶりに上昇、中古は同 2 か月連続下落、アパートは新築が同再び上昇、中古は同 4 か月連続下落。また平均賃料の前年同月比は、マンションは新築が9 か月連続上昇、中古は 10 か月ぶりに下落、アパートは新築が 2 か月連続下落、中古は 14 か月連続上昇しています。

※エリア別の新築・中古別賃料指数は 2 ページに、また平均賃料は 5 ページより掲載しています。