2018 年 4月首都圏の居住用賃貸物件の成約動向

成約数、前年同月比 4 か月連続減少。
新築のシングル向きはマンション・アパートともに堅調。

不動産情報サービスのアットホーム株式会社（本社：東京都大田区）の全国不動産情報ネットワークに登録され成約した、首都圏（1 都 3 県）における 2018 年 4 月期の賃貸物件の物件成約数・成約賃料についてお知らせします。

■東京 23 区の成約数が再び減少、首都圏全体の減少幅も拡大。

4 月の首都圏の居住用賃貸物件成約数は 18,355 件で、前年同月比 5.7％減少し 4 か月連続のマイナスに。成約の44.5％を占める 23 区が同再び減少に転じるなど 4 エリアでマイナスとなり、減少幅は前月比 4.6 ポイント拡大しました。また新築物件の成約数は、マンションが前年同月比再び減少、アパートは同 11 か月ぶりに減少となりましたが、シングル向きは、マンションが同 2 か月連続増、アパートは同 6 か月連続増と堅調に推移しています。

■賃料指数の前月比は、新築マンションが 3 か月連続、中古アパートは 2 か月連続上昇。

成約物件の 1 戸あたり賃料指数の首都圏平均は、マンションは新築が前月比 3 か月連続上昇、中古は同再び下落、アパートは新築が同再び上昇、中古は同 2 か月連続上昇。また平均賃料の前年同月比は、マンションは新築が 11 か月連続上昇、中古は 2 か月連続上昇、アパートは新築が 4 か月連続下落、中古は 16 か月連続上昇しています。
※エリア別の新築・中古別賃料指数は 2 ページに、また平均賃料は 5 ページより掲載しています。