2018 年 7月首都圏の居住用賃貸物件の成約動向

成約数、前年同月比 2 か月連続減少。
シングル向き新築アパートは同 9 か月連続増加。

不動産情報サービスのアットホーム株式会社（本社：東京都大田区）の全国不動産情報ネットワークに登録され成約した、首都圏（1 都 3 県）における 2018 年 7 月期の賃貸物件の物件成約数・成約賃料についてお知らせします。

■23 区は 2 か月連続減少も、新築マンションが大幅増に転じる。

7 月の首都圏の居住用賃貸物件成約数は 16,572 件で、前年同月比 6.3％減少し 2 か月連続のマイナスに。成約の47.4％を占める東京 23 区が同 2 か月連続減となるなど 4 エリアでマイナスとなりましたが、23 区では新築マンションが19.9％の大幅増に転じています。新築マンションは、首都圏全体でも同 5 か月連続増となったシングル向きが牽引し、同再び増加。また同 2 か月連続減となった新築アパートも、シングル向きは同 9 か月連続増と好調を維持しています。

■賃料指数の前月比は、中古マンション・中古アパートが 2 か月連続上昇。

成約物件の 1 戸あたり賃料指数の首都圏平均は、マンションは新築が前月比再び低下、中古は同 2 か月連続上昇、アパートは新築が同 3 か月ぶりに上昇、中古は同 2 か月連続上昇。また平均賃料の前年同月比は、マンションは新築が14 か月ぶりに下落、中古は 3 か月連続下落、アパートは新築が 7 か月連続下落、中古は 2 か月連続下落しています。

※エリア別の新築・中古別賃料指数は 2 ページに、また平均賃料は 5 ページより掲載しています。