2018 年 11月首都圏の居住用賃貸物件の成約動向

成約数、前年同月比 6 か月ぶりに増加。
新築の減少続くも中古がマンション・アパートともに回復。

不動産情報サービスのアットホーム株式会社（本社：東京都大田区）の全国不動産情報ネットワークに登録され成約した、首都圏（1 都 3 県）における 2018 年 11 月期の賃貸物件の物件成約数・成約賃料についてお知らせします。

■神奈川県が 2 か月連続増。東京 23 区は微増ながら 6 か月ぶりに増加。

11 月の首都圏の居住用賃貸物件成約数は 16,756 件で、前年同月比 0.1％増加し 6 か月ぶりにプラス。成約の過半数を占める中古マンションが同 6 か月ぶり、3 割強を占める中古アパートが同 11 か月ぶりに増加に転じたことが要因です。エリア別では、神奈川県が前年同月の減少幅を大きく上回る増加となり 2 か月連続のプラスに。また 23 区は、マンションが前年増の反動で減少したもののアパートが前年に続き増加し、微増ながら 6 か月ぶりにプラスとなりました。

■賃料指数の前月比は、マンションが新築・中古ともに上昇続き、アパートは新築が上昇に転じる。

成約物件の 1 戸あたり賃料指数の首都圏平均は、マンションは新築が前月比 4 か月連続上昇、中古は同 3 か月連続上昇、アパートは新築が同 4 か月ぶり上昇、中古は同 3 か月ぶり低下。また平均賃料の前年同月比は、マンションは新築が 2 か月連続上昇、中古は 7 か月ぶり上昇、アパートは新築が 2 か月連続下落、中古は変動なしとなっています。

※エリア別の新築・中古別賃料指数は 2 ページに、また平均賃料は 5 ページより掲載しています。