調査データ市場動向

2018 年 12月首都圏の居住用賃貸物件の成約動向

成約数、前年同月比再び減少。
中古マンション再び減少するも、中古アパートは 2 か月連続の増加。

不動産情報サービスのアットホーム株式会社(本社:東京都大田区)の全国不動産情報ネットワークに登録され成約した、首都圏(1 都 3 県)における 2018 年 12 月期の賃貸物件の物件成約数・成約賃料についてお知らせします。

■東京 23 区の成約数は前年に比べ再び減少、神奈川県は 3 か月連続で増加。

12 月の首都圏の居住用賃貸物件成約数は 16,701 件で、前年同月比 2.7%減少し、11 月は微増したものの再びマイナス。取引の過半を占める中古マンションが、3 か月ぶりにシングル向きがマイナスとなったこともあり、再び減少に転じました。一方中古アパートは、23 区が 3 か月連続増となるなど 4 エリアがプラス、2 か月連続増加しました。エリア別では、23 区が再び減少しましたが、神奈川県ではシングル向きアパートが牽引し、3 か月連続増となっています。

■賃料指数の前月比は、中古マンションが 4 か月連続上昇、アパートは新築・中古ともに上昇。

成約物件の 1 戸あたり賃料指数の首都圏平均は、マンションは新築が前月比 5 か月ぶり低下、中古は同 4 か月連続上昇、アパートは新築が同 2 か月連続上昇、中古は同再び上昇。また平均賃料の前年同月比は、マンションは新築が 3か月ぶり下落、中古は 2 か月連続上昇、アパートは新築が 3 か月連続下落、中古は 3 か月ぶり上昇となっています。

※エリア別の新築・中古別賃料指数は 2 ページに、また平均賃料は 5 ページより掲載しています。

賃貸物件成約数

■CONTENTS

1.成約数
2.新築・中古別、面積帯別成約数
3.1戸あたり成約賃料、面積
4.1㎡あたり成約賃料
5.新築・中古別、面積帯別成約賃料
【ご参考】賃料帯別成約数の割合および前年同月比
6.成約賃料指数の推移

新築中古別面積帯別成約数