調査データ市場動向

2019 年 2月首都圏の居住用賃貸物件の成約動向

首都圏の成約数、前年同月比 3 か月連続マイナス。
埼玉県は 2 か月連続のプラス。

不動産情報サービスのアットホーム株式会社(本社:東京都大田区)の全国不動産情報ネットワークに登録され成約した、首都圏(1 都 3 県)における 2019 年 2 月期の賃貸物件の物件成約数・成約賃料についてお知らせします。

■首都圏のシングル向きアパートの成約数は、4 か月連続のプラス。

2 月の首都圏の居住用賃貸物件成約数は 24,682 件で、前年同月比 4.6%減少し、3 か月連続のマイナスに(3 ページ)。これは、最も成約数が多い 23 区のマイナスが前月より拡大したこと、および千葉県の 2 ケタ減が主因です。ただ、千葉県のマイナスは縮小してきています。一方、昨夏より回復傾向にあった埼玉県は、同 8.4%と成約を伸ばしました。なお首都圏のアパートは全体では減少しましたが、シングル向きは 4 か月連続のプラスとなっています。

■賃料指数の前月比は、新築マンションのみ上昇。

成約物件の 1 戸あたり賃料指数の首都圏平均は、マンションは新築が前月比 3 か月ぶり上昇、中古は同 2 か月連続低下、アパートは新築が同 2 か月連続低下、中古は同 3 か月ぶり低下。また平均賃料の前年同月比は、マンションは新築が2か月連続上昇、中古は2か月連続下落、アパートは新築が5か月連続下落、中古は3か月ぶりに下落しています。

賃貸物件成約数

■CONTENTS

1.成約数
2.新築・中古別、面積帯別成約数
3.1戸あたり成約賃料、面積
4.1㎡あたり成約賃料
5.新築・中古別、面積帯別成約賃料
【ご参考】賃料帯別成約数の割合および前年同月比
6.成約賃料指数の推移

新築中古別面積帯別成約数