調査データ市場動向

2019 年 3月首都圏の居住用賃貸物件の成約動向

首都圏の成約数、前年同月比 4 か月連続マイナス。
埼玉県のアパートは 4 か月連続のプラス。

不動産情報サービスのアットホーム株式会社(本社:東京都大田区)の全国不動産情報ネットワークに登録され成約した、首都圏(1 都 3 県)における 2019 年 3 月期の賃貸物件の物件成約数・成約賃料についてお知らせします。

■マンションの不調目立ち、6 か月ぶりに全エリアでマイナス。

3 月の首都圏の居住用賃貸物件成約数は 25,750 件で、前年同月比 13.5%減少し 4 か月連続のマイナスに(3 ページ)。成約の 4 割超を占める 23 区が同 17.3%の大幅減となったことをはじめ、6 か月ぶりに全エリアでマイナスとなりましたが、中でもマンションの不調が目立ち、4エリアが15%を超えるマイナスとなっています。なお、昨夏より回復傾向が続いていた埼玉県は、居住用賃貸全体ではマイナスとなったものの、アパートは 4 か月連続のプラスと堅調に推移しています。

■賃料指数の前月比は、マンション・アパート、新築・中古を問わず上昇。

成約物件の 1 戸あたり賃料指数の首都圏平均は、マンションは新築が前月比 2 か月連続上昇、中古は同 3 か月ぶり上昇、アパートは新築が同 3 か月ぶり上昇、中古は同反転上昇。また平均賃料の前年同月比は、マンションは新築が 3か月連続プラス、中古は 3 か月連続マイナス、アパートは新築が 6 か月、中古は 2 か月連続でマイナスとなっています。

※エリア別の新築・中古別賃料指数は 2 ページに、また平均賃料は 5 ページより掲載しています。

賃貸物件成約数


■CONTENTS

1.成約数
2.新築・中古別、面積帯別成約数
3.1戸あたり成約賃料、面積
4.1㎡あたり成約賃料
5.新築・中古別、面積帯別成約賃料
【ご参考】賃料帯別成約数の割合および前年同月比
6.成約賃料指数の推移

新築中古別面積帯別成約数