調査データ市場動向

2019 年 6月首都圏の居住用賃貸物件の成約動向

首都圏の成約数、前年同月比 7 か月連続マイナス。
賃料指数の前月比は、中古マンションが 2 か月連続上昇。

不動産情報サービスのアットホーム株式会社(本社:東京都大田区)の全国不動産情報ネットワークに登録され成約した、首都圏(1 都 3 県)における 2019 年 6 月期の賃貸物件の物件成約数・成約賃料についてお知らせします。

■引き続き全エリアがマイナスも、シングル向き物件は回復傾向。

6 月の首都圏の居住用賃貸物件成約数は 14,973 件で、前年同月比 10.8%減少し 7 か月連続のマイナスに(3 ページ)。引き続き全エリアがマイナスとなりましたが、アパートの成約が低調だった 23 区を除く 4 エリアのマイナス幅は前月より縮小しました。また面積帯別では、シングル向き物件で回復傾向が見られ、都下のシングル向きアパートのほか、神奈川県のマンション・アパート(いずれもシングル向き)がプラスとなっています(4 ページ)。

■賃料指数の前月比は、中古マンションのみ上昇。

成約物件の 1 戸あたり賃料指数の首都圏平均は、マンションは新築が前月比 5 か月ぶり低下、中古は同 2 か月連続上昇、アパートは新築が同 4 か月ぶり低下、中古は同反転低下。また平均賃料の前年同月比は、マンションは新築が 6か月ぶりマイナス、中古は 6 か月連続マイナス、アパートは新築がマイナス、中古は 5 か月連続でマイナスとなりました。

※エリア別の新築・中古別賃料指数は 2 ページに、また平均賃料は 5 ページより掲載しています。

賃貸物件成約数


■CONTENTS

1.成約数
2.新築・中古別、面積帯別成約数
3.1戸あたり成約賃料、面積
4.1㎡あたり成約賃料
5.新築・中古別、面積帯別成約賃料
【ご参考】賃料帯別成約数の割合および前年同月比
6.成約賃料指数の推移

新築中古別面積帯別成約数