調査データ市場動向

2019 年 8月首都圏の居住用賃貸物件の成約動向

首都圏の成約数、前年同月比 9 か月連続マイナス。
埼玉県のアパートの成約数は、2 か月連続プラス。

不動産情報サービスのアットホーム株式会社(本社:東京都大田区 代表取締役社長:鶴森 康史)の全国不動産情報ネットワークに登録され成約した、首都圏(1 都 3 県)における 2019 年 8 月期の賃貸物件の物件成約数・成約賃料についてお知らせします。

■全エリアでのマイナスは 4 か月連続、新築マンションは 23 区・埼玉県がプラスに転じる。

8 月の首都圏の居住用賃貸物件成約数は 12,646 件で、前年同月比 10.2%減少し 9 か月連続のマイナスに(3 ページ)。全エリアでのマイナスは 4 か月連続となりました。エリア別では、埼玉県が全体ではマイナスとなったものの、アパートはシングル向き・カップル向きの好調もあり、同 11.6%と 2 か月連続のプラスとなっています。なお前月、同 45.1%と大きかった新築マンションのマイナスは、23 区・埼玉県がプラスに転じたこと等により、同 1.9%まで縮小しました(4 ページ)。

■新築マンションの賃料指数は、13 か月連続で 100 超に。

成約物件の 1 戸あたり賃料指数の首都圏平均は、新築マンションが 18 年 8 月より 13 か月連続で 100 を超えました。一方、前月比は、マンションが新築は 3 か月ぶり上昇、中古は 4 か月ぶり低下、アパートは新築が反転して低下、中古は3 か月連続低下となっています。また 1 戸あたり平均賃料の前年同月比は、マンションは新築が 2 か月連続、中古は 8か月連続マイナス、アパートは新築が 3 か月連続、中古は 7 か月連続でマイナスとなりました。

※エリア別の新築・中古別賃料指数は 2 ページに、また平均賃料は 5 ページより掲載しています。

賃貸物件成約数

■CONTENTS

1.成約数
2.新築・中古別、面積帯別成約数
3.1戸あたり成約賃料、面積
4.1㎡あたり成約賃料
5.新築・中古別、面積帯別成約賃料
【ご参考】賃料帯別成約数の割合および前年同月比
6.成約賃料指数の推移

新築中古別面積帯別成約数