2022年1月 首都圏における「新築戸建」の価格動向
首都圏の新築戸建の平均価格は4,167万円で、前月比-0.1%とわずかに下落。全8エリアにおいて3カ月連続で前年同月を上回り、上昇基調が継続。東京23区、神奈川県(横浜市・川崎市/他)、さいたま市、千葉県(西部/他)の6エリアで2017年1月以降最高額を更新。
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首都圏の新築戸建の平均価格は4,167万円で、前月比-0.1%とわずかに下落。全8エリアにおいて3カ月連続で前年同月を上回り、上昇基調が継続。東京23区、神奈川県(横浜市・川崎市/他)、さいたま市、千葉県(西部/他)の6エリアで2017年1月以降最高額を更新。
首都圏の中古マンション1戸あたり平均価格は3,614万円で、前月比+0.2%と上昇。全8エリアにおいて7カ月連続で前年同月を上回り、上昇基調が継続。東京都下、神奈川県他、埼玉県(さいたま市/他)、千葉県他の5エリアで2017年1月以降最高額を更新。
今期の賃貸仲介の業況DIは、調査対象14エリア中9エリアで前期比プラス。売買仲介の業況DIは、東京都下を除く13エリアで前年水準を上回り、緩やかな上昇傾向が継続。
マンションの平均募集家賃は、東京23区以外の首都圏エリア(東京都下・神奈川県・埼玉県・千葉県)が全面積帯で前年同月を上回る。大型ファミリー向きマンションは全10エリア中、名古屋市を除く9エリアで前年同月を上回る。中でも札幌市は+11.0%と2桁の上昇率となった。アパートは、神奈川県・千葉県が全面積帯で前年同月を上回る。中でもシングル向き・カップル向きは、両エリアとも2015年1月以降最高値を更新した。
東京20エリアの小規模オフィス募集賃料は超小型・小型ともに横ばい。超小型は13年上期以降、小型は16年上期以降続いた上昇基調が20年下期をピークにとどまる。今期は両タイプとも前期比+1.0%以内と横ばい。
首都圏の新築戸建の平均価格は4,170万円で、前月比+1.1%と上昇。価格は全般的に大幅上昇し、中でも東京都下、横浜市・川崎市、千葉県西部で前年同月比10%を超える。8エリア全てで2017年1月以降最高額を更新。
首都圏の中古マンション1戸あたり平均価格は3,598万円で、前月比+2.0%と上昇。6カ月連続で、8エリア全てにおいて前年同月を上回る。東京都(23区/都下)、神奈川県(横浜市・川崎市/他)、埼玉県(さいたま市/他)の6エリアが2017年1月以降最高額を更新。
マンションの平均募集家賃は、東京都下・神奈川県・埼玉県・千葉県が全面積帯で前年同月を上回る。特に東京都下は全面積帯で前年同月比上昇率トップ3にランクイン。大型ファミリー向きマンションの上昇傾向が続く。全9エリア中、名古屋市を除く8エリアで前年同月を上回る。東京23区・名古屋市を除く7エリアの前年同月比は3%以上と上昇率も高い。アパートは、東京都下・神奈川県・埼玉県・千葉県・大阪市・福岡市が全面積帯で前年同月を上回る。カップル向きの上昇が目立ち5エリアで2015年1月以降最高値を更新。
首都圏の新築戸建の平均価格は4,126万円で、前月比+0.7%と上昇。前年同月比は8エリア全てで上昇。東京都(23区/都下)、神奈川県(横浜市・川崎市/他)、埼玉県他、千葉県(西部/他)の7エリアが2017年1月以降最高額を更新。東京23区は前月比+2.8%で初の6,000万円台に。
首都圏の中古マンション1戸あたり平均価格は3,528万円で、前月比+1.6%と上昇。 5カ月連続で、8エリア全てで前年同月を上回る。 東京都(23区/都下)、神奈川県(横浜市・川崎市/他)、埼玉県(さいたま市/他)、千葉県西部の7エリアが2017年1月以降最高額を更新。