2022年1月 全国主要都市の「賃貸マンション・アパート」募集家賃動向
マンションの平均募集家賃は、東京23区以外の首都圏エリア(東京都下・神奈川県・埼玉県・千葉県)が全面積帯で前年同月を上回る。大型ファミリー向きマンションは全10エリア中、名古屋市を除く9エリアで前年同月を上回る。中でも札幌市は+11.0%と2桁の上昇率となった。アパートは、神奈川県・千葉県が全面積帯で前年同月を上回る。中でもシングル向き・カップル向きは、両エリアとも2015年1月以降最高値を更新した。
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マンションの平均募集家賃は、東京23区以外の首都圏エリア(東京都下・神奈川県・埼玉県・千葉県)が全面積帯で前年同月を上回る。大型ファミリー向きマンションは全10エリア中、名古屋市を除く9エリアで前年同月を上回る。中でも札幌市は+11.0%と2桁の上昇率となった。アパートは、神奈川県・千葉県が全面積帯で前年同月を上回る。中でもシングル向き・カップル向きは、両エリアとも2015年1月以降最高値を更新した。
東京20エリアの小規模オフィス募集賃料は超小型・小型ともに横ばい。超小型は13年上期以降、小型は16年上期以降続いた上昇基調が20年下期をピークにとどまる。今期は両タイプとも前期比+1.0%以内と横ばい。
首都圏の新築戸建の平均価格は4,170万円で、前月比+1.1%と上昇。価格は全般的に大幅上昇し、中でも東京都下、横浜市・川崎市、千葉県西部で前年同月比10%を超える。8エリア全てで2017年1月以降最高額を更新。
首都圏の中古マンション1戸あたり平均価格は3,598万円で、前月比+2.0%と上昇。6カ月連続で、8エリア全てにおいて前年同月を上回る。東京都(23区/都下)、神奈川県(横浜市・川崎市/他)、埼玉県(さいたま市/他)の6エリアが2017年1月以降最高額を更新。
マンションの平均募集家賃は、東京都下・神奈川県・埼玉県・千葉県が全面積帯で前年同月を上回る。特に東京都下は全面積帯で前年同月比上昇率トップ3にランクイン。大型ファミリー向きマンションの上昇傾向が続く。全9エリア中、名古屋市を除く8エリアで前年同月を上回る。東京23区・名古屋市を除く7エリアの前年同月比は3%以上と上昇率も高い。アパートは、東京都下・神奈川県・埼玉県・千葉県・大阪市・福岡市が全面積帯で前年同月を上回る。カップル向きの上昇が目立ち5エリアで2015年1月以降最高値を更新。
首都圏の新築戸建の平均価格は4,126万円で、前月比+0.7%と上昇。前年同月比は8エリア全てで上昇。東京都(23区/都下)、神奈川県(横浜市・川崎市/他)、埼玉県他、千葉県(西部/他)の7エリアが2017年1月以降最高額を更新。東京23区は前月比+2.8%で初の6,000万円台に。
首都圏の中古マンション1戸あたり平均価格は3,528万円で、前月比+1.6%と上昇。 5カ月連続で、8エリア全てで前年同月を上回る。 東京都(23区/都下)、神奈川県(横浜市・川崎市/他)、埼玉県(さいたま市/他)、千葉県西部の7エリアが2017年1月以降最高額を更新。
マンションの平均募集家賃は、前年同月比上昇率トップ3 に東京都下・神奈川県が全面積帯でランクインするなど首都圏エリアの上昇が目立つ。しかし、東京23区ではシングル向き・カップル向きで2020年初旬から下落基調が続く。大型ファミリー向きマンションは上昇率が大きく、全9エリア中5エリア(東京23区・東京都下・埼玉県・千葉県・大阪市)で2015年1月以降最高値を更新。アパートは、東京都下・神奈川県・埼玉県・千葉県・福岡市が全面積帯で前年同月を上回る。特に神奈川県では、全面積帯で過去最高値を更新した。
首都圏の新築戸建の平均価格は4,096万円で、前月比+0.9%と上昇。前月比は8エリア全てで上昇。東京都(23区/都下)、神奈川県(横浜市・川崎市/他)、埼玉県(さいたま市/他)、千葉県西部の7エリアが2017年1月以降最高額を更新。東京23区は6,000万円に迫る。
首都圏の中古マンション1戸あたり平均価格は3,473万円で、前月比+1.3%と上昇。4カ月連続で、8エリア全てで前年同月を上回る。東京23区、神奈川県(横浜市・川崎市/他)、埼玉県(さいたま市/他)、千葉県西部の6エリアが2017年1月以降最高額を更新。