マンションの平均募集家賃は、前年同月比上昇率トップ3 に東京都下・神奈川県が全面積帯でランクインするなど首都圏エリアの上昇が目立つ。しかし、東京23区ではシングル向き・カップル向きで2020年初旬から下落基調が続く。大型ファミリー向きマンションは上昇率が大きく、全9エリア中5エリア(東京23区・東京都下・埼玉県・千葉県・大阪市)で2015年1月以降最高値を更新。アパートは、東京都下・神奈川県・埼玉県・千葉県・福岡市が全面積帯で前年同月を上回る。特に神奈川県では、全面積帯で過去最高値を更新した。
首都圏の新築戸建の平均価格は4,096万円で、前月比+0.9%と上昇。前月比は8エリア全てで上昇。東京都(23区/都下)、神奈川県(横浜市・川崎市/他)、埼玉県(さいたま市/他)、千葉県西部の7エリアが2017年1月以降最高額を更新。東京23区は6,000万円に迫る。
首都圏の中古マンション1戸あたり平均価格は3,473万円で、前月比+1.3%と上昇。4カ月連続で、8エリア全てで前年同月を上回る。東京23区、神奈川県(横浜市・川崎市/他)、埼玉県(さいたま市/他)、千葉県西部の6エリアが2017年1月以降最高額を更新。
マンションの平均募集家賃は、東京都下・神奈川県・千葉県が全面積帯で前年同月を上回る。特に神奈川県では、全面積帯で上昇率がトップ2に入り、シングル向き・カップル向き・ファミリー向きの3タイプは2015年1月以降最高値を更新した。
アパートは、東京都下・神奈川県・埼玉県・千葉県・福岡市が全面積帯で前年同月を上回る。カップル向きは9エリア中8エリアが上昇し、うち2エリア(東京23区・神奈川県)が過去最高値を更新した。
今期の賃貸仲介の業況DIは、調査対象14エリア中、北海道・兵庫県を除く12エリアで前期比下落。見通しは、新型コロナウイルス収束への期待から12エリアで上昇見込み。売買では、横ばい傾向が続くものの、全エリアで前年水準を上回る。
東京9エリアにおける2021年度上期の50坪以下の貸店舗の募集賃料は、条件別では飲食店可物件が25,030円/坪(前期比+1.6%)、飲食店不可物件が17,210円/ 坪(同−1.1%)。飲食店可が飲食店不可を7,820円、率にして45.4%上回った。フロア別では1階物件が24,726 円/坪(同+2.3%)、1階以外物件が20,153円/坪(同 −0.1%)。1階が1階以外を4,573円、率にして22.7%上回った。
首都圏の新築戸建の平均価格は4,058万円で、前月比+0.6%と上昇。 東京23区は6,000万円台を目前に、7カ月ぶり前月比下落。その他の中心エリア(横浜市・川崎市、さいたま市、千葉県西部)は2017年1月以降最高額を更新。 周辺エリアでも、東京都下、埼玉県他が4カ月連続で過去最高額を更新。
首都圏の中古マンション1戸あたり平均価格は3,430万円で、前月比+1.3%と上昇。8エリア全てで3カ月連続前年同月を上回る。東京23区、神奈川県(横浜市・川崎市/他)、埼玉県(さいたま市/他)、千葉県(西部/ 他)の7エリアが2017年1月以降最高額を更新。
マンションの平均募集家賃は、神奈川県・千葉県が全面積帯で前年同月を上回る。中でも、神奈川県ではシングル向き、千葉県ではカップル向きが2015年1月以降最高値を更新した。一方、東京23区は3カ月連続、全面積帯で前年同月を下回った。
アパートは、東京都下・神奈川県・埼玉県・千葉県・福岡市が全面積帯で前年同月を上回る。特にカップル向きの上昇が目立ち、3エリア(東京23区・千葉県・名古屋市)が過去最高値を更新した。
首都圏の中古マンション1戸あたり平均価格は3,386万円で、前月比+1.5%と上昇。8エリア全てで2カ月連続前年同月を上回る。東京23区、神奈川県(横浜市・川崎市/他)、埼玉県他、千葉県(西部/他)の6エリアが2017年1月以降最高額を更新。