調査データ市場動向

2010 年 1 年間の首都圏の新築戸建・中古マンション価格動向

新築戸建の成約価格、3 年連続の下落。
全てのエリアで下落、東京 23 区の下落率大きい。

不動産総合情報サービスのアットホーム株式会社 (本社:東京都大田区、社長:松村文衞) の全国不動産情報ネットワークにおける、平成 22 年 1 年間の新築戸建・中古マンションの登録価格および成約価格についてお知らせします

■年初の下落率が最も大きくその後徐々に改善、10・11 月には上昇も。

平成 22 年 1 年間の首都圏の新築戸建平均成約価格は 3,133 万円で、前年比 5.9%下落し、3 年連続のマイナスとなりました。全てのエリアで下落し、特に東京 23 区の下落率が大きくなっています。ただ、月次では年初の下落率が最も大きく、その後徐々に改善、10・11 月には上昇するなど年間を通して上向きの傾向も見られました。

■中古マンションの 1 戸あたり成約価格は 2 年ぶりに上昇。全エリアで上昇と好調。

中古マンションの 1 戸あたり平均成約価格は、前年比 8.3%上昇し、2 年ぶりにプラスとなりました。前年と一転、全てのエリアで上昇、さらに首都圏平均では全ての月で上昇するなど年間を通して好調が続きました。これは、価格の調整が進んだこと、また郊外を中心に新築マンションの供給が減少したことなどによるものと思われます。

新築戸建・中古マンションの成約価格および前年比

※本資料の掲載データは、当社ネットワーク流通物件のうち、不動産会社間情報として図面(ファクトシート)で登録された物件をベースとしたものであり、インターネット(ATBB)登録物件は含まれておりません。
※平成22年1年間の調査対象物件数:新築戸建=登録66,764件、成約16,357件、中古マンション=登録15,428件、成約5,430件