調査データ市場動向

2010 年 2月首都圏の新築戸建・中古マンションの価格動向

新築戸建の成約価格、2 か月連続で過去最低を更新。
中古マンションは 2 か月連続で上昇。

不動産総合情報サービスのアットホーム株式会社 (本社:東京都大田区、社長:松村文衞) の全国不動産情報ネットワークにおける、平成 22 年 2 月期の新築戸建・中古マンションの登録価格および成約価格についてお知らせします。

■新築戸建成約価格は、前年同月比 18 か月連続下落、前月比は 2 か月連続下落。

2 月の首都圏の新築戸建の平均成約価格は、前年同月比 11.3%下落し 18 か月連続のマイナスとなり、2 か月連続で過去最低を更新。また、成約物件の平均価格は 16 か月ぶりに登録物件の平均を下回りました。ただ乖離率は 0.4%と小幅にとどまり、神奈川県・千葉県では成約物件が登録物件を上回っています。

■中古マンション成約価格は、前年同月比 2 か月連続上昇、前月比は 3 か月連続上昇。

中古マンションの 1 戸あたり平均成約価格は前年同月比 9.4%上昇し 2 か月連続のプラス、前月比は 3 か月連続のプラスとなりました。これは 2 千万円以上の物件の成約が回復傾向にあるためです。一方、成約物件の平均価格は 8 か月連続で登録物件を下回っており、需給のズレは続いています。

新築戸建、中古マンション平均成約価格
※本資料の掲載データは、弊社ネットワーク流通物件のうち、不動産会社間情報として図面(ファクトシート)で登録された物件をベースとしたものであり、インターネット(ATBB)登録物件は含まれておりません。
※2月期の調査対象物件数は、新築戸建=登録4,983件、成約1,468件、中古マンション=登録1,310件、成約482件