調査データ市場動向

2010 年 3月首都圏の新築戸建・中古マンションの価格動向

新築戸建の成約価格、前月比は 3 か月ぶりに上昇。
中古マンションは前年同月比 3 か月連続で上昇。

不動産総合情報サービスのアットホーム株式会社 (本社:東京都大田区、社長:松村文衞) の全国不動産情報ネットワークにおける、平成 22 年 3 月期の新築戸建・中古マンションの登録価格および成約価格についてお知らせします。

■新築戸建成約価格は、前年同月比 19 か月連続下落、前月比は 23 区などで上昇。

3 月の首都圏の新築戸建の平均成約価格は、前年同月比 8.0%下落し 19 か月連続のマイナスとなりましたが、前月比は 2.6%上昇し 3 か月ぶりにプラスに転じました。これは、東京 23 区で 5 千万円以上の物件の割合が増加したことになどによるもので、成約物件の平均価格は再び登録物件の平均を上回っています。

■中古マンション成約価格は、前年同月比 3 か月連続上昇、前月比は 4 か月連続上昇。

中古マンションの 1 戸あたり平均成約価格は前年同月比 11.1%上昇し 3 か月連続のプラス、前月比は 1.0%上昇し 4 か月連続のプラスとなりました。これは引続き 2 千万円以上の物件の成約が回復傾向にあるためです。なお、成約物件の平均価格は 9 か月ぶりに登録物件の平均を上回りました。

新築戸建、中古マンション平均成約価格
※本資料の掲載データは、弊社ネットワーク流通物件のうち、不動産会社間情報として図面(ファクトシート)で登録された物件をベースとしたものであり、インターネット(ATBB)登録物件は含まれておりません。
※3月期の調査対象物件数は、新築戸建=登録5,677件、成約1,453件、中古マンション=登録1,426件、成約567件