調査データ市場動向

2010 年 11月首都圏の新築戸建・中古マンションの価格動向

新築戸建の成約価格、前年同月比 2 か月連続上昇。
ユーザーニーズに二極化の様相も。

不動産総合情報サービスのアットホーム株式会社 (本社:東京都大田区、社長:松村文衞) の全国不動産情報ネットワークにおける、平成 22 年 11 月期の新築戸建・中古マンションの登録価格および成約価格についてお知らせします。

■東京 23 区、神奈川県などで引続き高額物件が堅調。

11 月の首都圏の新築戸建の平均成約価格は、前年同月比 0.8%上昇し 2 か月連続のプラスとなりました。10月に続き、東京 23 区、神奈川県などで高額物件が堅調でした。ただ上昇率は、前年同月の減少率には及ばず、力強さに欠けます。なお、前月比は 2.2%下落し 3 か月ぶりにマイナスとなっています。

■中古マンション成約価格は同 11 か月連続上昇、前月比は 3 か月ぶりに上昇。

中古マンションの 1 戸あたり平均成約価格は、前年同月比 11.2%上昇し 11 か月連続のプラスとなりました。一方、前月比は、東京 23 区が大幅に上昇したことで 3 か月ぶりにプラスとなりました。また、成約物件の平均価格は 8 か月連続で登録物件の平均を下回っています。

新築戸建、中古マンション平均成約価格
※本資料の掲載データは、当社ネットワーク流通物件のうち、不動産会社間情報として図面(ファクトシート)で登録された物件をベースとしたものであり、インターネット(ATBB)登録物件は含まれておりません。
※11月期の調査対象物件数は、新築戸建=登録6,525件、成約1,370件、中古マンション=登録1,476件、成約442件