調査データ市場動向

2011 年 6月首都圏の新築戸建・中古マンションの価格動向

新築戸建の成約価格、前年同月比 6 か月連続上昇。
前月比は、都下の下落を受け 5 か月ぶりマイナスに転じる。

不動産総合情報サービスのアットホーム株式会社 (本社:東京都大田区、社長:松村文衞) の全国不動産情報ネットワークにおける、平成 23 年 6 月期の新築戸建・中古マンションの登録価格および成約価格についてお知らせします。

■23 区の平均は 4 か月ぶりに 4,500 万円を超えたものの、前年比は 1.1%の上昇にとどまる。

6 月の首都圏の新築戸建平均成約価格は、前年同月比 3.7%上昇し 6 か月連続のプラスとなりました。ただ、前月比は、都下の下落を受け同 5 か月ぶりにマイナスに。また、23 区では前月比 4.1%の大幅上昇となり 4 か月ぶりに 4,500 万円を超えましたが、前年同月比は 1.1%の上昇にとどまっています。

■中古マンション成約価格は、前年同月比再び下落。前月比も下落。

中古マンションの 1 戸あたり平均成約価格は 2,043 万円で、前年同月比 4.0%下落し、再びマイナスに転じました。これは、首都圏の成約の 3 分の 1 を占め、高額物件の多い 23 区の平均価格が二ケタの下落となったことが大きな要因です。また、前月比も再び下落しています。

新築戸建、中古マンション平均成約価格
※本資料の掲載データは、当社ネットワーク流通物件のうち、不動産会社間情報として図面(ファクトシート)で登録された物件をベースとしたものであり、インターネット(ATBB)登録物件は含まれておりません。
※6月期の調査対象物件数は、新築戸建=登録7,882件、成約1,582件、中古マンション=登録1,485件、成約575件