調査データ市場動向

2011 年 8月首都圏の新築戸建・中古マンションの価格動向

新築戸建の成約価格、前年同月比 8 か月連続上昇。
前月比は 2 年 2 か月ぶりに全エリアで下落。

不動産総合情報サービスのアットホーム株式会社 (本社:東京都大田区、社長:松村文衞) の全国不動産情報ネットワークにおける、平成 23 年 8 月期の新築戸建・中古マンションの登録価格および成約価格についてお知らせします。

■23 区は成約好調も、平均価格は前年同月比・前月比ともに 2 か月連続で下落。

8 月の首都圏の新築戸建平均成約価格は、1 戸あたり 3,195 万円で、前年同月比 2.6%上昇し 8 か月連続のプラスとなりました。これは前月に続き価格の高い東京 23 区の成約好調等によるものですが、一方で、前月比は2 年 2 か月ぶりに全エリアで下落しており、上昇トレンドの転換点を迎える可能性もあります。

■中古マンション成約価格は、前年同月比再び下落。前月比も下落。

中古マンションの 1 戸あたり平均成約価格は 2,111 万円で、前年同月比 2.9%下落し、再びマイナスとなりました。東京23区は引続き上昇しましたが、成約数が最も多く価格も比較的高い神奈川県が大きく下落したことが響きました。また、前月比も再び下落しています。

新築戸建、中古マンション平均成約価格
※本資料の掲載データは、当社ネットワーク流通物件のうち、不動産会社間情報として図面(ファクトシート)で登録された物件をベースとしたものであり、インターネット(ATBB)登録物件は含まれておりません。
※8月期の調査対象物件数は、新築戸建=登録7,958件、成約1,367件、中古マンション=登録1,324件、成約320件