調査データ市場動向

2011 年 11月首都圏の新築戸建・中古マンションの価格動向

新築戸建の成約価格、前年同月比 11 か月連続上昇。
東京 23 区は高額物件がふるわず同 3 か月ぶりに下落。

不動産総合情報サービスのアットホーム株式会社 (本社:東京都大田区、社長:松村文衞) の全国不動産情報ネットワークにおける、平成 23 年 11 月期の新築戸建・中古マンションの登録価格および成約価格についてお知らせします。

■埼玉県は同 5 か月ぶり、神奈川県は同 3 か月ぶりに上昇。

11 月の首都圏の新築戸建平均成約価格は、1 戸あたり 3,218 万円で、前年同月比 2.2%上昇し 11 か月連続のプラスとなりました。これは、成約の多い神奈川県・埼玉県が上昇したことによるものです。一方、東京 23 区では 5千万円以上の物件がふるわず同 3 か月ぶりに下落に転じています。また、前月比は再び下落となりました。

■中古マンション成約価格は、前年同月比、前月比ともに 4 か月連続の下落。

中古マンションの 1 戸あたり平均成約価格は 2,030 万円で、前年同月比 4.4%下落し、4 か月連続のマイナスとなりました。東京都下・埼玉県では上昇しましたが、価格の高い東京23 区が同5 か月ぶりに下落、成約数の多い神奈川県でも下落したことで、下落率は前月に比べ拡大しました。また、前月比も 4 か月連続で下落しています。

新築戸建、中古マンション平均成約価格
※本資料の掲載データは、当社ネットワーク流通物件のうち、不動産会社間情報として図面(ファクトシート)で登録された物件をベースとしたものであり、インターネット(ATBB)登録物件は含まれておりません。
※11月期の調査対象物件数は、新築戸建=登録10,118件、成約1,712件、中古マンション=登録1,540件、成約404件